一人暮らしをしている若手サラリーマンの方。
貯金はできていますか?
貯金と聞いて、ギクッとした人もいるんじゃないでしょうか?
もしまだ貯金ができていないという人は、ある理由があります。
この理由を知らないと、今後貯金をしていくことは難しいと言えます。
今回は、20代一人暮らしをしている人が貯金できない理由を紹介していきます。
また、生活ギリギリで貯金できないという人へ、貯金をする方法も合わせて紹介していきます。
今回の記事はこんな人におすすめです。
- 一人暮らしだと貯金なんてできないよ…
- 生活ギリギリだけど、貯金する方法を知りたい!
- 20代一人暮らしはお金がない!でも貯金したい!
貯金をしたいと思っている20代一人暮らしの人は、読んで損がない記事になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
20代一人暮らしで貯金ができない理由
なぜ20代一人暮らしの方は貯金ができないと悩む人が多いのでしょうか。
まずはその理由について解説していきます。
この理由を抑えておくことで、後に紹介するお金を貯める方法も、腑に落ちてより理解しやすくなるため、ぜひ押さえておきましょう。
収入が少ない
とにかく20代は収入が少ないです。
20代で会社員をしている人は入社してから年月が浅く、満足のいく収入を得られているという人は少ないです。
年代別の平均月収は以下の通り。
年齢 | 賃金(月収)(円) |
---|---|
19歳以下 | 184,200 |
20~24歳 | 218,500 |
25~29歳 | 251,200 |
30~34歳 | 281,000 |
35~39歳 | 312,500 |
40~44歳 | 333,700 |
45~49歳 | 349,200 |
50~54歳 | 364,700 |
55~59歳 | 370,000 |
見てもらうとわかるように、年を取るごとに収入が増えますが、20代以下の時は収入が少ないです。
日本企業給与体系は、年功序列であることが多いため、このような収入推移となっています。
収入が少ないと手元に入ってくるお金も少ないため、貯金が難しいのもうなずけますね。
お金の知識が不足している
お金の知識が不足していることも20代で貯金できない理由になります。
20代は学校を卒業し、社会に出て間もない状態です。
学生の頃から全てお金の管理をしていた人は少なく、どうお金の管理をすればいいか、何を支払えばいいか、わからない人も多いと思います。
私も社会人になってからお金のことが分からず困ったことがありました。
- 年末調整が何のことかわからずただ書類を出すだけ
- 何かわからないが、給与明細からいろいろなものが引かれてる
- 会社の先輩にお金のこと聞いても、はっきりした答えは返ってこない
- スマホや光熱費の契約も店員さんに言われるがまま
こんな状態では、到底お金が貯まるはずもありません。
知識がないと、簡単にお金は失うし、どうすればいいかもわからないので、貯金することはかなり難しいです。
やりたいこと・欲しいものが多い
20代はやりたいこと・欲しいものが多いことも理由の一つです。
20代はとにかく多感な時期です。
就職して初めてもらう給料。
20代で収入が少ないと言っても、今までお小遣いやバイトでもらった金額よりも、ずっと多い金額です。
「これだけのお金があれば、やりたいことができる!」
こう思って趣味や旅行、欲しいものにお金をかける人は多いでしょう。
いろいろなものに興味がある時期に、お金を使うことはめちゃくちゃ楽しいし、たくさんの刺激で人生の充実感を感じます。
ただ、このように自分の欲求にお金をかけすぎていると、貯金は難しいです。
20代の時期だからこそやっておきたいこともありますが、貯金を考えると、自分の欲求とどう向き合うかは考えた方がよさそうです。
気分が高揚して感情でお金を使いがち
先ほど紹介した欲求と似てきますが、気分が高揚して感情でお金を使いがちなのも、20代が貯金できない原因です。
20代は成人はしているものの、精神的にはまだまだ子どもと言ってもいいでしょう。
ちょっとしたことで気分が高揚して、感情が不安定になり、お金を浪費することがよくあります。
- 友達と遊んで気が大きくなって、飲み代に使いまくる
- ブランド品がかっこよく見えて、つい衝動的に買ってしまう
- 車は男のステータス!いい車買ってみんなに見せびらかす
- パチンコで儲けたことが忘れられず、何度も足を運んでしまう
この感情でお金を使ってしまうことは、20代のうちに何とかしておかないと、年を取ってからも同じことを繰り返してしまいます。
貯金習慣を身につけるためには、感情でお金を使ってしまうことに注意するようにした方がいいです。
奨学金や車のローンの支払い
奨学金や車のローンの支払いで貯金が厳しいということもあります。
冒頭にも紹介しましたが、20代のうちは収入が少ないことが多いです。
収入が少ないにも関わらず、奨学金の支払いや、社会人になって購入した車のローンの支払いに追われるという人は少なくありません。
毎月定額でお金が出ていくことは、想像以上に懐事情を苦しめます。
社会人になってすぐは何かと出費が必要になるケースもあり、ローンを組んでしまうことで生活費を圧迫し、貯金ができなくなることもあるでしょう。
20代一人暮らしの生活ギリギリからお金を貯める方法
ここまで20代一人暮らしの人が貯金できない理由を紹介してきました。
ご覧いただいたように、20代一人暮らしは、収入・支出・精神など未熟な点が多く、貯金が厳しいことも多いです。
ただ、20代のうちに貯金習慣を身につけておかないと、今後も貯金できない可能性が高くなってしまいます。
そんな状態にならないために、生活ギリギリの人もお金を貯める方法を紹介していきます。
最後まで読んで実践すれば、貯金ができる人になります。
ぜひ最後まで読んでください。
お金の勉強をする
まずはお金の勉強をしましょう。
20代で知識がないからといって、あなたが成長するまで社会は待ってくれません。
知識がない人からは、とにかくお金を取ろうとしてくるのが今の日本です。
そのためには、なるべく早く知識を身につけることです。
お金の知識を身につけることで、お金の相場もわかるし、使える制度や貯金のコツもわかってきます。
今は本やYouTubeで勉強できる時代なので、少しずつでもお金の勉強を重ねて、知識を深めていくようにしましょう。
お金の勉強を始める人へ最初に読んでほしいおすすめの本は、「お金の大学」です。
イラストも多いので理解しやすく、主にお金の貯める力、稼ぐ力、増やす力をメインに学べる本となっています。
また、読書をこれからしようと思っている人は、Kindle Unlimitedがおすすめです。
Kindle Unlimitedは最初の30日間は無料、その後も月額980円で200万冊以上の本が読み放題となっています。
私も利用しているおすすめのサブスクなので、ぜひ未登録の方は登録してみてください。
紹介している本もKindle Unlimitedで読み放題対象の本なので、すぐに元は取れます。
読書するなら電子書籍端末も一緒に買うことをおすすめしています。
私のおすすめはKindle Paperwhiteです。
目に優しく、読書に集中できる電子書籍端末のため、読書に集中したい方はぜひ購入してみてください。
家計簿をつける
次は家計簿をつけるようにしましょう。
今何にどれくらいお金を使っているかわからないのに、貯金をすることはまずできません。
お金の収支を管理するためには、家計簿をつけることは必須です。
収支がわかる以外にも、家計簿をつけることで気持ちの面で節約意識も向上します。
家計簿を見て無駄遣いしていることが見えることで、もう無駄遣いをやめようと思うようになるでしょう。
この意識が、節約の第一歩です。
そのためにも、家計簿をつける習慣を身につけましょう。
無駄遣いした時の切り替え方法はこちらの記事を↓
お金を無駄にした時の切り替え方法5選!無駄遣いで後悔しないための対処法も!
おすすめの家計簿アプリはMoney Forward MEになります。
クレジットや銀行を連係させればいちいち入力する手間もないため、非常に楽に家計管理ができます。
無料でも4事業者まで連係できるので、ぜひ使ってみてください。
アプリは苦手で紙でつけるのがいいという人は、自分のお気に入りの家計簿ノートを見つければ、家計簿をつけるのが楽しくなるので、ぜひ探してみるといいでしょう。
先取り貯金する
節約を始めるなら先取り貯金もするようにしましょう。
先取り貯金は節約初心者さんには必須ともいえる貯金方法です。
貯金ができない人は、入ってきたお金をつい使ってしまう人が多いです。
そこで、手を付けないようにするために、貯金分のお金は手を付けないよう、給料が手元に入って来たらすぐに別口座に移しましょう。
もし今勤めている会社に財形貯蓄制度があれば利用し、給料から天引きで貯金をしましょう。
もしなければ、別口座を用意して給料日に定期積立をしていくことをおすすめします。
貯金習慣が身につくまでは強制的に先取り貯金。
貯金生活に慣れてくるまでは、先取り貯金から残った金額だけで生活し、慣れれば自分で貯金していくようにしていきましょう。
家賃を節約する
具体的な節約方法として、家賃を節約しましょう。
とにかく大きな固定費を削ることが一番節約するうえでは楽です。
その典型ともいえるのが家賃です。
家賃は一度節約できると、その家に住んでいる限りは家賃が減り、手軽に節約ができます。
もし今、
「家賃に払いすぎているかもな…」
と思ったなら、引っ越しも考えてみましょう。
今の家賃よりも3万円ほど安くできたら、引っ越し代と初期費用含めても1~2年ほどで元は取れるでしょう。
家賃を節約するためのコツはこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてくださいね。
楽天モバイルを使う
通信費節約のために楽天モバイルを使うことをおすすめします。
スマホ代、家のWi-Fi代に5,000円以上使っている人は、一度見直すことを考えてください。
めちゃくちゃネット環境にこだわりがある人でなければ、楽天モバイルを契約するだけで家の通信はまかなえます。
楽天モバイルは月2,980円(税抜)でデータ使い放題です。
私はWi-Fiが家にない時は楽天モバイルでテザリングをして、パソコンやゲームの通信もまかなってました。
月に100GBほど使うこともありましたが、それでも普通に使うことができていました。
節約をしようと思ったら固定費である通信費も削減する必要があります。
そのために楽天モバイルを利用して、通信費の削減に取り組んでみてください。
一人暮らしはテザリングで十分↓
一人暮らしならテザリングのみで十分!通信費節約のための最適解は楽天モバイル!
楽天モバイルは田舎や地方でもバリバリ使えます↓
楽天モバイルを田舎で使うメリット・デメリット!本当に繋がるのか使ってみた体験から紹介!
自分の欲求と向き合う
自分の欲求と向き合うことも大切です。
20代はとにかくやりたいこと、欲しいものがたくさんあると思います。
この気持ちはめちゃくちゃ大切にしてほしいですが、全てを求めているとお金がいくらあっても足りません。
それに、欲しいものを手に入れても、どうせまた別のものが欲しくなります。
そのことを頭に入れて、その欲求は本当に自分が欲しいのか、何が優先順位が高いのか、しっかり向き合っていきましょう。
そうすることで、本当に自分が大切だと思うものにお金をかけ、それ以外のものにお金をかけることが減っていきます。
そうなれば必然的に貯金もできるようになっていくでしょう。
何でもかんでも欲しいんじゃなくて、本当に欲しいものを優先する。
20代の若いうちから、自分の欲求としっかり向き合っていきましょう。
欲しいものと向き合う時に参考になる記事はこちら↓
欲しいものはすぐ買った方がいい?メリット・デメリットと迷った時の判断方法
まとめ
今回は20代一人暮らしで貯金できない理由と、貯まらない人へ貯金する方法を紹介してきました。
どうしても20代、特に20代前半は、生活に余裕がなく、ギリギリの生活をしている人も多いでしょう。
ただ、今の生活がギリギリと言えど、貯金する習慣がないと、今後も貯金することはかなり難しいです。
20代という欲求が多い時期であっても、工夫次第で貯金はできるようになります。
今回紹介した内容を実践して、貯金習慣を身につけていくようにしましょう。
貯金を極めていけば月10万円生活も夢じゃない…?↓