「転勤族の彼氏・彼女がいるけど、結婚しようか悩んでいる…」
こういった悩みを持っている人、たくさんいると思います。
転勤族のパートナーと結婚すると、定期的に住む場所が変わり、自分の仕事や子どものこと、生活のことなど、考えないといけないことがたくさんあります。
そういったたくさんの悩みを考えていると、
「この人と結婚すると後悔するんじゃないだろうか…?」
こう悩み、迷ってしまう気持ちはわかります。
今回の記事では、転勤族である私の経験をもとに、転勤族と結婚するときに考えておくべきことを紹介します。
紹介する点を押さえておけば、きっと結婚してからの転勤にも準備ができるので、おすすめできる記事になっています。
こんな人におすすめです。
- パートナーと結婚したいけど、転勤族で悩んでいる
- 転勤族と結婚すると後悔する?
- 転勤族と結婚するときに事前に考えておくことは?
それでは早速見ていきましょう。
転勤族と結婚する前に知っておいてほしいこと
まずはじめに、転勤族と結婚するとどのような変化があるのか、知っておいてほしいことを具体的に紹介していきます。
転勤が定期的にあるので引っ越しをしないといけない…くらいはわかっている人もいると思いますが、もう少しイメージを具体的に持ってみましょう。
そうすることで本当に転勤について行くことができるのか、考えてもらえるきっかけになると思います。
数年ごとに引っ越しがある
転勤族と結婚すると、数年ごとに引っ越しがある可能性があります。
転勤族は定期的に人事異動が行われ、場合によっては転勤させられる可能性もあります。
住む場所が自由に選べないという点では、引っ越しが強制されてしまうことはかなり辛いところがあります。
せっかく今の場所の住み心地が良くても、場合によってはその地域からも離れないといけないという点は、覚悟しておくようにしましょう。
友人や家族と離れないといけないこともある
友人や家族と離れないといけないことも覚えておきましょう。
急な転勤がパートナーに言い渡された時に、一緒について行くのか、単身赴任で行くのか、判断を迫られてくることとなります。
一緒について行く場合は、自分の友達と離れてしまうことになります。
反対に、パートナーのみが転勤する場合は、家族と離れてしまうことになります。
この判断をパートナーはしないといけなくなります。
つらい決断になりますが、この決断の機会が訪れることは覚えておいてください。
仕事を辞めないといけないこともある
会社員やパートで勤めている人は、仕事を辞めないと行けなくなることもあります。
パートナーが転勤となり、パートナーについて行くことを決めた場合、自分は仕事を辞める決断をする必要があります。
その時は、移動日までに、仕事を辞める手続きをして、引っ越し先では仕事を新たに探す必要が出てきます。
この対応がかなり面倒で、ストレスを感じるという人は多いです。
転勤は命じられてから実際に転勤するまでに期間があまりないこともあるので、短期間でこれらの手続きをしないといけなくなります。
フリーランスで住む場所にこだわりなく働けている人は、影響が小さいとは思いますが、会社に属している人は、この点も頭に入れておいてください。
生活設計がしづらい
転勤族と結婚すると生活設計がしづらくなります。
数年に一度転勤があると、数年後にどこで誰とどんな生活をしているのか、イメージがつかみづらいです。
- どこに住むことになるかわからないので、マイホームを買いづらい
- 今仲のいい友達とも頻繁に会えなくなるかもしれない
- 今の仕事好きだけど、パートナーが転勤するとついて行かないと…
こういった要因があると、将来どのように生活をしていくのか、人生設計が困難となります。
会社の都合で住む場所が変わると、どのように生活していくのか、悩むことが多くなりますので覚えておくようにしましょう。
人間関係を築くのが難しい
転勤族のパートナーは人間関係を築くのが難しくなります。
転勤を命じられた本人は、転勤先でも会社の人間関係があるので、ある程度の関係性は築くことができるでしょう。
しかし、パートナーからすると、縁もゆかりもない土地で生活することとなり、新しく仕事先を見つけないと家族と以外話す人がいないなんてことも珍しくありません。
自分から人間関係を広げたり、仕事をしたりすれば、その地域地域でいろいろな人と知り合うことができるので、デメリットばかりとは一概に言えません。
ただ、自分から動かないと人間関係が希薄になることは覚えておきましょう。
子どもを巻き込んでしまう
子どもがいる場合、子どもができた場合は、子どもの影響も知っておきましょう。
転勤が発生した時に、単身赴任にするのか、子どもも一緒に連れていくのかは大きな決断になります。
子どもは転勤して別の場所で住むこととなると、中々納得してくれないこともあるでしょう。
また、小さいときの場所を転々とした経験は、大人になっても頭に残っているので、良くも悪くも大きな経験となるでしょう。
子どものことを考えると、親の都合で子どもを振り回してしまう気持ちがどうしても出てきます。
子どもは何だかんだ別の場所でも上手くやるかもしれませんが、子どもにも大きな影響があることは必ず覚えておきましょう。
帰省がしづらい
親からも離れることが多くなるので、帰省がしづらくなります。
両親の家が近くの場所に住んでいれば、すぐに帰ることもできますが、転勤であちこちに場所を移すと、遠くに住むことも多くなります。
そうなると、距離の問題で中々両親の家に帰ることができません。
両親の家が遠くにあると、子どもがいる場合、親を頼ることができなくなります。
やはり親は子どもを育てただけあって、いろいろな知識、経験が身についているので頼りになります。
また、共働き家庭の場合は、子どもが体調崩したりすると、どちらかが休まないといけなくなるため、仕事の調整も苦労するでしょう。
親の力を気軽に借りれないという点は、覚えておく必要がありますね。
転勤族との結婚を後悔しないために考えておくべきこと
ここまで転勤族と結婚する前に知っておくべきことを紹介してきました。
転勤族と共に生活するということは、いろいろと不便な点が出てきたり、生活環境に大きな影響をもたらしてきます。
ここからは、そんな転勤族と結婚する前に後悔しないよう、これだけは考えおくべきことを5つ紹介します。
結婚に悩んでいる人は、最後まで読んでいただいて、参考にしてみてください。
働き方について
まずは働き方についてです。
パートナーが転勤が決まった時に仕事はどうするのか、考えておきましょう。
具体的には、仕事を辞めてついて行くのか、自分のキャリアのために別々で暮らすのか、などです。
転勤は急に訪れることもあるので、中々正社員として働きにくいと考えている人もいるでしょう。
あくまで一例ですが、転勤族のパートナーにおすすめの働き方を紹介します。
・バイトやパートとして働く
→仕事を辞めやすく、責任も小さいため、いい意味で気が楽。
・正社員として働き、パートナーの転勤が決まれば自分も転勤させてもらう
→慣れ親しんだ会社で続けることができるが、対応可能か会社に確認が必要。
・正社員の在宅勤務が利用できる会社で働く
→転勤でも会社を辞める必要がなく、仕事を続けることができるのでおすすめ。
・在宅ワーカーのフリーランスとして働く
→場所にとらわれずに働くことができる。収入が少ない場合はバイトと掛け持ちも検討。
あくまで一例ですが、こういった働き方ができると、パートナーの転勤にも柔軟に対応できることができるでしょう。
転勤となった時に仕事についてどうしていきたいのか、事前に相談しておくといいでしょう。
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こういった人は、まずはクラウドワークスからやってみましょう。
クラウドワークスなら、アンケート回答、文字起こし、動画編集など、ネットでできる仕事が見つかります。
在宅ワークを始めてやる人はまず最初にクラウドワークスからやってみてください。
無料で登録できるので、一旦登録してみて、自分にできそうなことから試しに始めてみてください。
住居のこと
次に住居のことです。
ざっくり言うと、マイホームを持つのか、賃貸で暮らすのか、ということです。
マイホームを持っても、必ずしもマイホームがある土地でずっと暮らしていけるわけではありません。
転勤族と結婚するときは必ず考えておく必要があります。
私のおすすめは、転勤のある仕事についている間は賃貸で暮らすことです。
せっかくマイホームを買っても転勤で住む場所が変わってしまっては、単身赴任となったり、マイホームを離れる必要が出てきたりとなります。
残念ながら、転勤族にとってマイホームが足かせとなってしまうことがあります。
念願のマイホームを買いたいという人は、転勤となった時はどうするのか、マイホームで暮らせない期間はどうするのか、それでも今本当に必要なのか、しっかり考えるようにしましょう。
これらのことを踏まえ、私としては、転勤がなくなった時(転職や会社方針の見直し)まではマイホームは買わずに賃貸で暮らすことをおすすめしています。
賃貸だと、住むところを気軽に変えることができるのでおすすめです。
時間があるときにどんな物件があるのか調べておくと、生活環境が変わった時にもスムーズに対応できるようになります。
敷金・礼金なしの物件ならさらに気楽に引っ越しができるので、探してみてください。
子どものこと
子どものこともしっかりと考えておきましょう。
転勤となった時には、子どももつれていくのか、今いる場所で別々で暮らすのか、選択をすることとなります。
子どもの年齢によってもどうしていくのか変わってくるので、ここは定期的に話す必要があります。
小さいうちなら子どもも連れていくことが多いですが、中学、高校と大きくなると気軽に連れていくことは難しくなってきます。
「子どもが勉強して努力して入った学校を転勤により転校しないといけない」
こういった影響があるということも頭に入れておきましょう。
それを踏まえたうえで、どうするのか話をする場を定期的に設け、どのようにしていくのかは必ず考えておきましょう。
親のこと
忘れがち?ですが親のこともしっかり考えておきましょう。
親は当然自分よりも年上のため、今は健康でもいつかは介護が必要になったり面倒を見る必要が出てきます。
そういった時に、どうやって面倒を見るのかは考えておく必要があります。
- いつ頃から近くで面倒見る必要があるのか
- 持病はあるのか
- 親の近くに自分以外に頼れる人はいるのか
- 病院や施設に入れる時にお金は用意しているのか
考えるとキリがありませんが、ある程度の用意は必要です。
事前に考えておくことで、いざという時にスムーズに対応できるので、ぜひ考えておいてください。
お金のこと
転勤族以外の人も当てはまりますが、お金のことも考えておきましょう。
結婚する前に、お互いの金銭状況は把握しておく必要があります。
- 借金の有無(奨学金含む)
- 今の貯金額
- 月々の大体の出費
- 何にお金を使いたいのか、大事にしているものは?
- 将来お金はどれくらい貯めたいのか
お金のことをうやむやにして結婚してしまうと、後から話が大きくなってしまう可能性があります。
また、転勤族の場合だと、転居に伴う出費が大きくなったり、会社付き合いが多かったりと、お金を使うイベントは意外と多くあります。
金銭状況を把握したうえで、お金の管理をどうしていくのかは念入りに考えておきましょう。
まとめ
今回の記事では、転勤族と結婚する前に後悔しないために考えておくべきことを5つ紹介してきました。
転勤族との結婚は、度重なる転勤、生活状況の変化などでストレスを感じる機会が多くあると思います。
しかし、その苦労を乗り越えていくことで家族の関係はよくなっていくし、転勤ならではの経験が人生に彩を添えてくれることだってあります。
転勤族ということだけで結婚を後悔することはあまりなく、お互いコミュニケーションを取って生活していけばきっといい家族関係を築くことができます。
今回紹介した内容をパートナーと話し合って、よりよい家族関係を築いていってくださいね。
どうしても転勤が合わず、辛いと思うなら、転勤のない仕事に転職するのもアリです。
同じ職種でも、転勤がない会社もあるので、探してみるだけ探してみましょう。
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