一人暮らしって、体験したことないと怖くて不安ですよね?
体験したことないことを、したくないという気持ちはよくわかります。
社会人になる方で、就職後は一人暮らしをしないといけないと思っている人、今実家暮らしだけどこのままでいいのか悩んでいる人。
こういった人は、一人暮らしをしようと思ってはいるものの、不安でしょうがないですよね?
私も、最初実家を出て、一人暮らしをするときは不安でたまりませんでしたが、やってみると案外楽しく感じました。
また、誰でも一度は体験をしておくべきだと考えましたので、今回の記事で紹介してきます。
今回は、一人暮らしをしたくないと思っている社会人へ、一人暮らしを一度は体験しておくべき理由と対処法を紹介してきます。
今回の記事はこんな人におすすめです。
- 春から新社会人だけど、一人暮らししたくないな…
- 実家暮らしが快適すぎて、一人暮らししようと思わない
- 一人暮らしをやるべき理由があれば知りたい
この記事を読めば、一人暮らしをやってみようと思えるようになるし、いきなり一人暮らしが怖い人にも対処法が分かってきます。
一人暮らしが嫌な理由
まずは一人暮らしが嫌と思う理由について紹介してきます。
今実家暮らしの方は特に一人暮らしが嫌だと感じていると思います。
一人暮らしが嫌と感じる理由を洗い出してみますので、嫌な人はどれに当てはまるか確認してみてください。
お金がかかる
まず一人暮らしはお金がかかります。
日本で生きていくにはお金がかかり、一人暮らしだと実家暮らしよりもお金は多くかかります。
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 日用品費
- 家具家電費用 etc…
実家に住んでいるとかからなかった費用も、一人暮らしだと出費が必要となります。
実家暮らしでお金を入れていた時よりも、当然大きな出費となるでしょう。
これらの費用に加え、自分の趣味のお金や友達との交際費、移動のための交通費など、様々費用がかかってきます。
お金に余裕がなくなる人もいるでしょう。
金銭的な負担が大きくなるため、一人暮らしが嫌と考えるのは私も共感できます。
めんどくさい
次はめんどくさいということです。
一人暮らしはとにかくめんどくさいです。
- 賃貸の契約や光熱費の支払い
- 掃除・洗濯・自炊などの家事全般
- 来客(勧誘など)の対応全て
- 病気になっても誰も助けてくれない
実家では親がやってくれていたことも、全て自分でやる必要が出てきます。
文字にすると簡単に見えますが、実際にやってみると、結構めんどくさいです。
特に平日は仕事をして疲れて帰ってきてからも、家のことは自分でやらないといけません。
一人暮らしであれば、このめんどくささから逃げることができないので、一人暮らしが嫌と考える人もいるでしょう。
一人が寂しい
次は一人が寂しいと感じることです。
確かに一人暮らしをしたことない人からすると、一人になると寂しいと感じる瞬間があります。
実家暮らしや誰かと一緒に住むのであれば、家で一人で過ごす時間は少ないですが、一人暮らしだとほとんど一人で生活することとなります。
一人の時間に慣れていないと、一人暮らしは苦しいです。
家に帰ってきても誰もいない。
食事するのも一人。
朝起きても誰も迎えてくれない。
話し相手もいない。
こんな状態に慣れていない人からすると、一人が寂しいと感じ、一人暮らしをしたいとは思わなくなります。
一人暮らしをする必要がない
そもそも一人暮らしをする必要がないと考えている人もいます。
一人暮らしをするきっかけが今までなく、ただ実家暮らしを続けている人もいます。
大学進学や、就職のタイミングで、家を出るタイミングがなければ、わざわざ実家を出る必要性もありません。
会社が決まったタイミングで実家から近い勤務先で転勤もないとなると、下手すると一人暮らしをする機会は今後ないかもしれません。
そうなると、一人暮らしをする理由も必要もありません。
実家暮らしは家族がいるし、家事も分担してできるし、生活環境も変わらないのでストレスもありません。
こんな環境下であれば、わざわざ一人暮らしを選ぶ理由がないため、実家暮らしを続ける人も多くいます。
一度は一人暮らしをやるべき理由
ここまで一人暮らしをするのが嫌な理由を紹介してきました。
一人暮らしが嫌な理由はいくつかありましたが、私は誰でも一度は一人暮らしをやるべきと考えています。
ここからは私が一度は一人暮らしをやるべき理由を紹介していきます。
「今のまま実家暮らしでいいでしょ~」
こう思っている人も、一度理由を見てみてください。
本当に今のまま実家暮らしでいいのか、考え直すきっかけになるはずです。
生活力が上がる
最初の理由は、一人暮らしをすると生活力が上がります。
一人暮らしは、いろいろなことを一人でする必要があります。
- 役所やライフラインの各種手続き
- 家計管理
- 炊事・洗濯・掃除などの家事
- 宗教や訪問販売の勧誘
実家暮らしだった人は親がやってくれてましたが、一人暮らしでは自分でする必要があります。
頭では何をすればいいのかわかっていても、実際にやってみることで本当の意味で何をすればいいかわかります。
自分ですると本当にめんどうです。
面倒な書類への記入、営業時間中に役所に行かないといけない、疲れていても家事はしないといけない。
めんどうですが、体験するとその分生活する力が身に付きます。
生活力は、一度身につけると一生役立つスキルになっており、早いうちに身につけておくことで、今後同じことをした時もスムーズに対応ができます。
金銭感覚が身につく
一人暮らしをすると金銭感覚が身に付きます。
実家暮らしであっても金銭感覚は身につくと言う声が聞こえてきそうですが、一人暮らしの方がずっと身に付きます。
なぜなら、一人暮らしは自分で全て金銭管理をする必要があるからです。
- 卵10個入りの値段の相場
- 間取りに対する今住んでいる地域の賃貸相場
- 光熱費の何となくの費用感
- トイレットペーパーの購入頻度と費用感
これらの費用感は、一人暮らしをするからこそ理解することができます。
また、近年物価の高騰もあり、物価が上がることでどの程度費用がきつくなるのかがわかることになります。
物価高騰しても、自分自身でお金の管理をして、何とかするようになり、解決力も上がってきます。
金銭感覚が身につくことで、プライベートはもちろん、仕事仲間や取引先との会話でも、何気ない話でちゃんと話をすることもできます。
一人暮らしで身につく金銭感覚は、無駄になることはないので一人暮らしすることをおすすめします。
自由に生活できる
一人暮らしをすることで、自由に生活ができます。
今実家暮らしをしている人も十分自由に生活していると思っているかもしれませんが、一人暮らしをやってみると、自由さに驚きます。
- 部屋のレイアウト
- 住む場所
- 何時に起きて、何時に食事をするかの生活リズム
- 友達や恋人を呼ぶのも自由
- 自分の趣味をどれだけしてもいい
こんな風に、生活に関すること全て自分で決めることができます。
一人暮らしを始めたばかりの頃は、生活に追われるためそれどころではないかもしれませんが、生活が落ち着くと何をしても自由です。
自分の完全な自由の時間が手に入るのは、一度手に入るともう手放せません。
ぜひ、実家で口出しに悩んだりしている人は、一人暮らしを検討してみてください。
社会人になっても親からの口出しに悩む人はこちらの記事もぜひ↓
社会人なのに親が口出しする理由は?しつこいと感じた時の対処法も紹介
いつかは一人で生活する可能性がある
今は実家暮らしの人も、いつかは一人で生活する可能性があります。
人間はなぜか、今の生活がずっと続くと思っていますが、必ず生活は変化します。
いつまでも今の実家暮らしが続くわけではありません。
年齢の順番からしても、親が先にいなくなる可能性は高いし、兄弟も結婚して一緒に住まなくなるかもしれません。
そうなった時に、いきなり一人暮らしをするとわからないことだらけになります。
周囲の人は当たり前に知っていることが、自分は知らない。
一人暮らしをしたことないとそういった状況になります。
経験したことがないことを知らないのは当然です。
年を取ってから新しいことを学ぶよりは、今のうちに一人暮らしを経験しておく方が、将来は楽なのは間違いありません。
今の状況がいつまでも続くわけではありませんので、今のうちに生活力を高めるために一人暮らしにチャレンジするのはおすすめです。
親や家族のありがたみを知る
一人暮らしをすることで親や家族のありがたみを心から知ることができます。
子ども頃から親や家族に育てられてきて、親のありがたみを知っている人は多いでしょう。
ただ、もし一人暮らしをしたことがないのなら、一度経験することで、更に親への感謝の気持ちが生まれます。
経験するとわかりますが、生きていくのは大変と感じます。
- 体調が悪い時も自分で何とか食事を用意しないといけない
- 各種手続きは面倒でわからなくても、何とかやりきらないといけない
- 生きているだけでお金がかかって、とにかく大変
こういった経験をすると、小さいころから自分を育ててくれた親は本当に偉大と実感します。
一人暮らしの経験が、親への感謝の気持ちを改めて感じることになるため、一人暮らしは一度やっておくと両親とも仲良くなれるかもしれませんね。
いきなり一人暮らしが怖い人へ対処法
一人暮らしをやるべき理由を紹介してきましたが、それでもいきなり一人暮らしをするのが怖いという人もいるでしょう。
最後に一人暮らしがいきなりは怖い人へ対処法を紹介していきます。
苦労が多い一人暮らしですが、これをすることで少しは楽に一人暮らしで身につくことを経験できるでしょう。
慣れてくれば、好きなように一人暮らしをしていくことをおすすめします。
実家の近くに住む
まずは実家の近くに住むことです。
いきなり一人暮らしをすると、一人ですべてをやらないといけないと不安になる可能性があります。
誰も頼れない状態で一人暮らしをすると、かなり精神的にきつくなります。
実家の近くの物件に住むことで、最悪困れば実家を頼ればいいです。
甘えた考えと感じるかもしれませんが、それくらい精神的に余裕がないと、一人暮らしが嫌になるかもしれません。
何かあっても、最悪実家に帰れる距離感の場所で、物件を探してみるといいでしょう。
物件探しをするときは、まずは家賃をケチることをおすすめします。
家にお金をかけるといい生活ができるかもしれませんが、その分出費もかさむので、おすすめしていません。
詳細は過去記事で解説しています↓
物件探しをするなら、まずはレオパレス21で探してみてください。
一人暮らしは初期費用が多くかかりますが、敷金礼金なし、家具家電付きの物件が多数のため、一人暮らし初心者にはおすすめです。
社員寮に住む
社員寮がある会社に勤めているのであれば、社員寮に住むのもおすすめです。
社員寮は会社の福利厚生で、格安で住むことができるのに加え、一人暮らしよりも手続きも楽なことが多いです。
- 家賃は管理費含め2万円ほど
- 食事を作ってくれるところもある
- 家事は自分の部屋のみでOK(共用部の清掃などは交代である可能性あり)
- 自分以外にも住んでいる人がいるので寂しくない
一人暮らしだとデメリットに感じたことを、社員寮に住むことでデメリットを緩和することができます。
もし社員寮がお勤めの職場にあるなら、社員寮に住むことも検討してみてください。
社員寮はやめとけと言われることもありますが、人によってはおすすめできます。
過去記事はこちら↓
社員寮はやめとけ?ストレス感じて独身寮出たい人へ一人暮らしとどっちがいいか比較
シェアハウスに住む
次はシェアハウスに住むことです。
一つの居住スペースで、誰かと一緒に住むことができます。
シェアハウスのメリットを簡単にまとめると、
- 初期費用・生活費が安い
- 家具家電がある程度設置されている
- 入居者と仲良くなれる
- コミュニケーション能力が上がる
- 家事は分担制のため、一人に負担が寄らない
- 一人暮らしよりも寂しくない
- 生活力はちゃんと向上する
シェアハウスは、人を選びますが、一度はチャレンジしてみるのは経験としてかなりいいと考えています。
家事や手続きも自分でする必要があるので、社員寮よりも生活力は向上するでしょう。
環境が合わないとかなりキツイと感じますが、一人暮らしよりも学ぶことは多くある可能性があるので、気になる方はやってみるといいでしょう。
コスパ最高のシェアハウスとして、オークハウスがおすすめです↓
貯金をする
最後は、貯金をすることです。
中々一人暮らしをしようと思っても、初期費用が高いこともあり、尻込みしてしまうこともあります。
そこで、今すぐは一人暮らしのお金がないという人も、貯金はしておくことをおすすめします。
何かあった時に、しばらくは生活できる程度のお金を用意しつつ、一人暮らしの初期資金を用意しておくといいでしょう。
今実家暮らしなのであれば、貯金をするにはもってこいの環境なので、できるだけ貯金をしてしまいましょう。
自分の趣味や遊びのお金を使いすぎていると感じるのであれば、お金の使い方を見つめなおすことで貯金ができます。
貯金は今すぐにでも実践できるので、やっていくようにしましょう。
節約術を知りたい方は過去記事を参考にしてみてください↓
サラリーマンの節約術10選!おすすめできる意外な裏技もみつかるかも!
まとめ
今回は一人暮らしをしたくない社会人へ向けて、嫌と感じる理由と一度はやるべき理由を紹介してきました。
また、いきなり一人暮らしが怖い人への対処法も紹介しました。
一人暮らしを経験したことはない人も、一度は一人暮らしを経験してみてほしいです。
一人暮らしはどんな自己啓発よりも効果があると私は感じています。
学ぶことはたくさんあるし、辛い思いをすることもあるでしょう。
ただ、かけがえのない経験になることは間違いありません。
今一人暮らしが怖くて尻込みしてしまっている人も、思い切ってチャレンジしてみましょう。
この記事を読んで一人でも一人暮らしにチャレンジしてみたいと思っていただければ嬉しいです。
また、一人暮らしにチャレンジしようとしているあなたを私は応援しています。