今世の中には、ポイントがたくさんあります。
Vポイントや楽天ポイント、dポイントにauポイントなど。
たくさんポイントから貯めるポイントを選び、ポイ活をしている人も少なくないと思います。
「あと〇円買えば還元率上がるから、もう少し買っちゃお!」
こんな感じでポイントの還元率を上げるためにお金を余分に使ってしまうという人もいるでしょう。
確かにポイント還元はお得に感じますが、「ポイントを考えるために買い物をする」という行為に対しては、私は疑問符を持っています。
今回は、ポイントは貯めない方がいいのか、大して節約にもならないならやめてしまった方がいいのかなど私なりの持論を紹介していきます。
ポイントとの向き合い方を考えるきっかけとなるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ポイントは貯めない方がいいのか?

まず最初に、そもそもポイントは貯めない方がいいのか?の疑問について解説します。
私の結論としては、ポイントは「ないよりはあったほうがいい」と考えています。
買い物をした時に現金であれば何の還元もありませんが、クレジットや電子マネーであれば0.5%~1.5%程度の還元があります。
これはかなり嬉しいポイントで、100,000万円買い物して1%還元であれば、1,000円還元されるので、ランチ1回分くらいにはなります。
通常はポイントが自動的にこれは何もせずに得られるリターンなので、もらって損はありません。
そのため、何もしないよりはクレジットなどので還元を受けた方がいいです。
ポイント還元率を冷静に考える

ここまでポイントはないよりはあった方がいいことを紹介してきました。
「やっぱり、ポイントはあるといいじゃん」
と安易に考えるのは少し待ってください。
ポイントは確かにないよりはいいですが、冷静に還元率を見てみましょう。
よく言われるのは仮によく使うクレジットカードとバーコード決済の還元を1%としましょう。
これは、一見するとお得に見えるかもしれませんが、実際にその恩恵を得るためにどれだけの金額を使う必要があるかを冷静に考えてみましょう。
例えば、100,000円の買い物をして得られるポイントは1,000円分です。
1%還元ですから、当然それだけの金額が戻ってくるわけですが、これは実際に1万円や10万円といった大金を使った結果に過ぎません。
1,000円というリターンのために10万円を使うというのは、冷静に考えるとそこまでお得なものではありませんよね。
むしろ、この1,000円を得るために必要な支出をコントロールすることの方がはるかに重要です。
本当は90,000円で済んだのに、ポイントがあるからの100,000円使ってしまえば、結果として9,100円も損しています。
ポイントがあるからと不要な買い物をすると結果として損してしまいます。
「ポイントのための買い物」は本末転倒

先ほど紹介したように、私が一番強く感じるのは、「ポイントを貯めるためにわざわざ買い物をする」という行為が、いかに本末転倒であるかという点です。
もちろん、日常的に必要なものを購入し、その結果としてポイントが貯まるのは良いことです。
しかし、ポイントを貯めたいがために無理に買い物をしてしまうと、実際にはお金を無駄にしていることに気づかなければなりません。
例えば、「あと5,000円使えばキャンペーンで2,000ポイントがもらえる!」という場面があったとします。
その5,000円の買い物が本当に必要なものなら良いのですが、そうでない場合、実質的に3,000円分の損をしていることになります。
いらないモノを買って、結果的にゴミになってしまっては確実に3,000円の損をしています。
ポイントは確かに魅力的なインセンティブに見えますが、その背後には「無駄な支出」が潜んでいることが多いのです。
ポイントに対する考え方3選

ここからポイントに対してどのように向き合っていくといいのか、その要点を3つ紹介します。
頭ではわかっていても、つい目の前のポイントに飛びついて無駄な買い物をしてしまうと言うのは珍しくありません。
そのため、もう少しポイントに対する考え方を深めていきましょう。
ポイントよりも大切な「無駄を省く」こと
私が重視しているのは、ポイントを貯めることではなく、「無駄なものを買わない」という姿勢です。
節約の基本は、余計な支出をしないことです。
たとえポイントがもらえるとしても、必要ないものを買うのであれば、その支出は無駄です。
これは先ほどの例を見ての通り、目の前のポイントを目当てにゴミを買っても結果的に損をしてしまいます。
また、家の中に自分の気に入ったものでないモノがあるのは、生活をしていても違和感を感じ、微妙なストレスにもなってしまいます。
ポイントがもらえないとしても、本当に必要なものだけを買う方が、長期的には節約につながります。
ポイントに惑わされず、自分が本当に必要としているものを見極め、それ以外のものにはお金を使わないというシンプルなルールを守るだけで、驚くほど出費を抑えることができます。
ポイントキャンペーンに振り回されない
現代の消費社会では、さまざまなポイントキャンペーンが展開されています。
特にネットショッピングでは、セールやキャンペーン時に「〇倍ポイント還元!」といった広告が頻繁に見られます。
このようなキャンペーンに目が行くと、つい不要な買い物をしてしまうことがあります。
実際、私自身も「ポイントキャンペーン」に惹かれて、そこまで必要でないものを買ってしまったことがあります。
しかし自分がそこまで気に行ったものではなかったので、結果として短期間で捨てることになってしまいました。
ゴミとして処分する時の手間なんかを考えると、間違いなく買わない方が良かったと感じました。
その時冷静に立ち止まって、「本当にこれが今必要なのか?」と自問自答すれば、その商品を買わずに済んだかもしれないなと感じています。
ポイントは一時的な魅力を持っていますが、それに振り回されると、かえって浪費を招いてしまうのです。
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所詮ポイントは「おまけ」
ポイントを集める行為に執着しないためには、ポイント自体が所詮「おまけ」でしかないと考えることが大切です。
ポイントは確かに少しだけ得をするかもしれませんが、それが生活に大きな影響を与えるわけではありません。
還元率が1%程度である以上、その影響力は微々たるものです。
むしろ、大切なのは普段の買い物で「本当に必要なものだけを買う」という習慣を身につけることです。
ポイントがあるからといって、ついつい余計なものを買ってしまうのではなく、無駄な支出を避け、必要なものにだけお金を使うことで、長期的な節約効果が期待できます。
ポイントにこだわらない生き方のススメ

私のように、物欲が少なく、節約を心がける人にとって、ポイントにこだわらない生き方は非常に効果的です。
ポイントを集めること自体が悪いわけではありませんが、それに振り回されると、かえって浪費を招いてしまいます。
日々の生活で、いかに無駄を省き、本当に必要なものにだけお金を使うかを考える方が、結果的には大きな節約につながります。
また、ポイントにこだわらないことで、買い物自体がシンプルになります。
買い物をするたびに「どのカードを使えば一番ポイントが貯まるか?」といったことを考える時間を省き、もっと別のことにエネルギーを使うことができるのも、この生き方のメリットの一つです。
中には高還元のクレジットカードを何種類も持っている人もいるかもしれません。
ただ、それらのクレジットカードを管理する手間や、その店でどれを使うのかなど、考えることが増えてしまう要因になります。
総合的に見ると、ポイントにこだわりすぎないくらいの距離感の方が、精神的にも金銭的にも落ち着いて生活することができますよ。
まとめ

今回はポイントは貯めない方がいいのか、私のポイントの持論を紹介しました。
結局のところ、ポイントは「ないよりあった方がいい」程度のものであり、それに過剰にこだわることは無駄な支出や浪費を招く可能性が高いです。
私自身、ポイントを意識しすぎず、無駄なものを買わないことを優先することで、節約と無駄のない生活を実現しています。
ポイントにこだわる気持ちもわかりますが、クレジットカードやバーコード決済を使っているだけでも十分還元を受けているので、それ以上はこだわる必要はありません。
ポイントに振り回されず、本当に必要なものだけを買うことが、長期的な節約と満足感につながります。
皆さんもぜひ、ポイントに惑わされずに、自分にとって本当に価値のあるものにお金を使う「賢い消費」を心がけてみてください。それが、無駄を省く一番の近道です。
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