あなたの身の回りに、金銭感覚が合わないと感じる人はいますか?
昔はさほどお金のことを気にすることはなくても、大人になると友達付き合いにもお金を意識するようになってきます。
大人にってから金銭感覚が合わないと感じる友達も出てくるでしょう。
そんな時に、これからどう付き合っていたらいいのか、悩んでいる人もいると思います。
今回は金銭感覚が合わない友達とどう付き合って行ったらいいのか、その対処法とお金の価値観のずれが疎遠となってしまう理由を紹介します。
今回の記事はこんな人におすすめです。
- 昔からの付き合いだけど、最近金銭感覚が合わなくなってる
- 友達の金遣いが荒いのが気になる
- 友達はケチケチしてて嫌な感じ…
お金は大切ですが、友達も大切。
どう向き合って行ったらいいか悩む人のヒントになれば嬉しいです。
金銭感覚合わない友達と疎遠になる理由
まずは金銭感覚が合わない友達と疎遠になってしまう理由を紹介していきます。
あなたにも、昔は仲良かったけど、大人になってからなんか金銭感覚のズレが気になって、気づいたらもう何か月も会っていないという友人はいると思います。
あんなに仲良かったのに、なぜ金銭感覚のズレが疎遠となるのか、理由を見ていきましょう。
金銭的なストレスを感じる
まずは金銭的なストレスを感じることです。
金銭感覚が違う友達同士と付き合っていると、どうしてもお金のストレスを感じる機会があります。
例えば、一緒に旅行に行くとき。
自分はせっかくの旅行なので、パーっとお金を使って楽しみたいと思っていても、友達は節約優先。
ホテルや食事もできるだけ安いものを選ぼうとする。
ここに、お互いの価値観の違いが出てきて、
「せっかくの旅行なのにケチケチするなよ…」
とストレスを感じることになります。
どうしても社会人になって友達と遊ぶと、お金がかかることがほとんどで、懐事情が気になる人も多いでしょう。
金銭的なストレスが小さなものでも、積み重なっていくと、疎遠となるきっかけとなってしまいます。
どちらかが我慢することになる
次はどちらかが我慢することになることです。
金銭感覚のズレは、折り合いをつけることが難しく、どちらか片方が折れるしかない場面があります。
先ほどの旅行のシーンでいくと、自分はパーっと使いたい、友達は限りなく節約したい。
こうなると、どちらかが折れて、片方の都合に合わせないといけなくなりますよね。
自分が無理に友達に合わせた場合、一緒に旅行には行けますが、自分は我慢をしたことになります。
この我慢しながらの旅行が、モヤモヤが残ったままの旅行となりますが、また次同じ友達と旅行に行くでしょうか。
おそらく、別の価値観が合う友達と一緒に行くことになるでしょう。
このように金銭感覚のズレが、友人関係に溝を作り、自然に距離ができてしまうということはよくあります。
どうしても金銭感覚が違うと、どちらかは我慢をせざるをえないシーンが出てくるので、疎遠になることも出てきますね。
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価値観のズレを感じる
最後は価値観のズレを感じることです。
金銭感覚のズレは、いずれお互いの価値観のズレに繋がってきます。
例えば、自分は将来のために節約をして頑張ってお金を貯めているが、友人は今あるお金は今使って楽しむといった価値観を持っている場合。
一緒に遊ぶときも、おそらく友人はお金を使って遊ぶことに抵抗がなく、お金を使って楽しむでしょう。
ただ、あなたは遊ぶときも、将来への節約が頭をよぎって、お金を使うことに抵抗を感じます。
この状態は、あなたと友達が重視しているものが違う状態で、これが価値観のズレになります。
価値観のズレというのは難しいもので、人間自分と価値観が違うものを中々認めることができません。
この金銭感覚のズレから、価値観のズレに繋がり、いずれ疎遠になるというケースも珍しくないです。
金銭感覚ズレてる友達との付き合い方
続いて金銭感覚が合わない友達との付き合い方を紹介していきます。
金銭感覚が合わない友人とは疎遠になってしまう理由が分かったと思いますが、
「金銭感覚合わなくても、あの友達とは仲良くしたい!」
こう思っている人もいると思います。
金銭感覚が合わないと、遊ぶところやお金のかけ方に違いが出てきて、一緒に過ごしていても心から楽しめない状態になってしまいます。
そんな時にどうお金と友達と付き合っていけばいいか、参考になると思うので最後まで読んでみてください。
自分の価値観を伝える
まずは自分の価値観を伝えることをしましょう。
友達と金銭感覚のズレを感じたら、自分の意見をまずは伝えます。
先ほどの、自分は将来のために節約をして頑張ってお金を貯めているが、友人は今あるお金は今使って楽しむといった価値観を持っている場合。
「私、将来やりたいことがあって、それに向けてお金貯めてるんだよね」
「今はお金を貯めたいから、もうちょっと安いところに行かない?」
こんな感じで、友達に自分の価値観を伝えて、金銭感覚のズレを少しでもお互いの折り合いがつくところへもっていきましょう。
仲のいい友達なら、あなたの言うこともきっと理解をしてくれて、お互いが楽しめるように考えてくれるはずです。
それができるのが、友達です。
自分のことを伝えるのは簡単ではないですが、思い切って伝えると、相手とよりいい関係を築けるかもしれませんよ。
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相手の価値観も理解する
次は相手の価値観も理解をするようにしましょう。
自分の価値観を伝えたら、相手の価値観も聞くようにします。
「私は将来のために節約をしたくて、ちょっと安いところにしたいけど、どう思う?」
相手に一言、どう思う?
この言葉を使って、相手の考えていることを聞き出しましょう。
そうすると相手も、
「いや~人間何があるかわからないから、今できることはしたいんだよね」
「今この瞬間を楽しみたいから、あんまりお金を気にしたくないんだよね」
こんな感じで相手の価値観を教えてくれることもあります。
相手の価値観を聞くことで、相手の考えていることや重視していることがわかり、折り合いをつけやすくなります。
決して納得のできる価値観ではないこともありますが、あなたが納得する必要はなく、理解に努めましょう。
納得はしなくても理解するだけで、相手との適切な距離感や付き合い方が見えてきます。
相手の価値観も聞き出して、いい関係性を築いていくようにしましょう。
相手と比べない
次は相手と比べないようにします。
お互いの価値観を知ると、どうしても相手と比較をしたくなることもあります。
- あいつは収入が多いから、今こんなにお金が使えるんだ
- そりゃ家族もいなければ今お金使ってもいいよな
- ああ、収入少ないとお金気にせず使えないのか…
こう思うことは自然なことです。
ただ、あまりこのように考えると、相手を見下したり、妬んだりと、あまりいい関係性が築けなくなります。
相手は相手、自分は自分。
このことを意識しましょう。
お金のことを友達と比べすぎると、友達との関係が良くなることはありませんからね。
お金関係の適度な距離感を保つ
お金関係は適度な距離感を保つようにします。
友達と価値観を共有しあってからも、金銭関係の距離感が近くなりすぎないようにしましょう。
- お金がなくてかわいそうだから、お金を貸してあげる
- 友達から求められていないのに、いい仕事があると紹介する
- 相手の意見に一方的に合わせて、グレードを下げて遊ぶ
お金の切れ目は縁の切れ目です。
お金の貸し借りや、友達への過干渉、気の使いすぎは、せっかくの友人関係を台無しにします。
大切や友人だからこそ、お金の距離感は適切に保つようにしましょう。
まとめ
今回は金銭感覚が合わない友達と疎遠になる理由と、上手く付き合っていく方法を紹介してきました。
大人になると、どうしてもお金と付き合って行かないといけないし、友達関係にもお金は少なからず絡んできます。
仲のいい友人だからこそ、金銭感覚のズレだけが理由で疎遠になってしまうのはもったいないです。
金銭感覚はズレていても、気が合う友達は貴重です。
大人になると友達は減っていってしまうので、金銭感覚が違うという理由だけで貴重な友達が減ってしまうのは残念です。
こうならないためにも、お金の価値観を共有し、お互いを認め、適切な距離感を保つことで、いい友人関係が継続できるでしょう。
この記事が、良い友人関係を続けていくきっかけになれば嬉しいです。
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