社会人で数年働いている方は、後輩や部下ができているころだと思います。
かわいい後輩や部下と食事に行くこともあると思いますが、そんな時に悩むのが奢るか奢らないか問題。
後輩といった時には奢るべきか、毎回悩んでいるという人もいるでしょう。
今回はそんな悩める社会人へ、食事に行った時に奢るべきかどうか、私の感想踏まえて解説していきます。
また、奢るならどこまで奢るか、金額の目安も紹介していきます。
今回の記事はこんな人におすすめです。
- 後輩とランチに行くことが多いけど奢るべき?
- 毎回奢るのはきついけど、どうしたらいいんだろう?
- 先輩として奢るのが普通?無理してでも奢った方がいい?
それでは早速見ていきましょう。
後輩や部下へ奢るべきか?
まずは後輩や部下へ奢るべきかどうか、答えていきます。
結論、その時によると言うことしか言えませんw。
奢るべきかどうかは、後輩との関係性や立場、お互いの収入、食事に行く頻度など、様々なことを考えたうえでケースバイケースとなります。
ただ、これだけだとこの記事を見てくれた方の解決になっていないため、後輩に奢った方がいい時と奢らなくていい時のケースや考え方を紹介していきます。
あくまで、私が会社員生活をしてきたうえでの考えに基づいて解説していくため、共感できないこともあるかもしれません。
一意見としてとらえていただき、参考にしていただければと思います。
奢った方がいい時
ではまずは、奢った方がいい時のケースを紹介していきます。
奢るときの金額については後ほど紹介しますので、まずはどんな時に奢った方がいいのか、把握しましょう。
もちろん、全てのケースで奢る必要はありませんが、参考にしてみてください。
自分から誘った時
自分から後輩を食事に誘った時は奢ってあげるのがいいでしょう。
基本的に後輩は先輩から誘われると、よほど嫌な気持ちがない限りは来てくれます。
後輩が自分のプライベートの時間を割いて、あなたと食事に来ていると考えるのであれば、奢ってあげましょう。
当然、毎回奢る必要はありませんが、たまに食事に行く中で自分から誘ったのであれば、奢ってあげると後輩からも喜ばれると思いますよ。
自分の方が明らかに収入が上の時
次は自分の方が明らかに収入が上の時です。
収入が近い入社3年目と新入社員などであれば、奢るのはきついと思いますが、管理職クラスと新入社員などであれば、明らかに収入が違います。
収入が明らかに上なのに、毎回割り勘と言われると、後輩からすると
「稼いでるはずなのにケチだな…」
と思われることも…。
お小遣い事情で厳しい時もあるかもしれませんが、収入が明らかに上の時は奢ってあげましょう。
後輩も奢ってもらうと嬉しいはずなので、稼いでいるときはちょっとだけスマートに奢ってあげると好感を持たれますよ。
慰労や感謝の気持ちを伝える時
次は慰労や感謝の気持ちを伝える時です。
後輩が頑張った時や、ちょっと落ち込んでいる時、送別会・歓迎会などは奢ってあげると後輩から喜ばれます。
- 後輩が初めて契約を取ってきたとき
- プロジェクトをやり遂げた時
- クレーム対応で疲弊してしまっている時
こういったちょっとしたイベント事で、奢ってあげると、後輩の仕事のモチベーションにもつながり、より仕事で頑張る気持ちを持ってくれることもあるでしょう。
後輩としても、こうした時に手を尽くしてくれる先輩にはありがたいと思うので、ぜひやってみてください。
奢ってあげたいと心から思った時
最後は奢ってあげたいと心から思った時です。
こう思った時は、いろいろ考えずに奢ってあげましょう。
こう思う時には、何かしら理由があるはずです。
- 後輩がいつもがんばっているから何かしてあげたい
- 後輩と交流を深めたい
- 久々に会って話をして楽しかった
こう思った時の自分の気持ちには素直に従いましょう。
その素直な気持ちに、後輩も心から嬉しいと思うはずですし、奢ってあげたあなた自身も幸せになります。
奢らなくてもいい時
ここまで奢った方がいい時のパターンを紹介してきました。
反対に、いくら後輩と言えども奢らなくていい時はあります。
奢らなくていい時に奢る必要はありませんので、普通に割り勘にしましょう。
収入が大きく変わらない時
まずは収入が大きく変わらない時です。
例えばですが、入社3年目の会社員と新入社員はさほど給料は変わりません。
そんな状態で奢り前提で食事に行くのは、先輩社員からするとかなりお財布がキビしいですよね?
そんな時は1回目に誘った時だけ奢って、それ以降は無理に奢る必要はありません。
後輩と言えど、収入は変わらないし、後輩は後輩でお金を稼いでいるのです。
無理に奢ることで、後輩も気を遣うし、自分のお財布事情もきつくなります。
自分がきついと感じるような奢り方はやめましょう。
日常的に食事に行くとき
次は日常的に食事に行くときです。
頻繁に食事に行くような仲なのであれば、日常的に奢る必要はないでしょう。
日常的に奢ると、お財布事情もきつくなるし、後輩もそれが当たり前と感じてしまうようになることだってあります。
こうなると、純粋に楽しめてた食事が義務感となったり、楽しむ気持ちが薄れることの要因となります。
日常的に奢るのは、避けた方がいいでしょう。
後輩から「奢って」と言われた時
後輩から「奢って」と言われた時も奢らない方がいいです。
こう言われると、奢ろうと思っていても奢ろうと思えなくなりますよね。
しかも、こういったことを言う後輩に奢ると、奢るのが当たり前になるし、こういった人に限って感謝していません。
人にたかるような後輩に奢る必要はありません。
間違って奢ってしまうと、あなたの心もモヤモヤした気持ちが間違いなく残ります。
毅然と断るようにしましょう。
お金がない時
最後にお金がない時です。
お金がない時は、さすがに奢るのは控えた方がいいです。
お金がないと思いながら奢っても、後輩が察することもあり、気をつかわれることもあります。
また、正直そんな状態で奢っても、心から奢ってよかったとは思えないでしょう。
「奢らなければよかった…」
こう思う時は、奢らなくていい時です。
自分の気持ちに素直に、奢れる状態の時に奢ることを忘れないようにしましょうね。
奢る金額の目安
ここまで、奢った方がいい時と奢らなくていい時はどんな時なのか、紹介していきました。
どんな時に奢ったらいいのか、理解いただけたと思います。
ただ、奢ると決めた時に、もう一つ悩むことがありますよね?
そう、「いくら奢るか」です。
金額については、その時の状況や奢る時期、タイミング等によります。
ただ目安としては、2,000円~5,000円くらいするといいでしょう。
あまり大金を奢りすぎると後輩も気をつかうので、ランチ代1回分か、飲み代1回分くらいにするといいです。
ちょうどよく感謝してもらえるラインの金額を奢ってあげることで、後輩も喜んでくれること間違いなしです。
奢るときに気を付けること
最後に奢るときに気を付けることを紹介します。
いくら後輩に奢ってあげても、これから紹介することを気を付けておかないと、感謝されるどころかウザがられる可能性があります。
気を付けることは、「恩着せがましくしないこと」です。
自分が仮に奢ってもらった時に、
「前奢ってやったんだからこれやっておいてよ」
「俺いつも奢ってあげてるよね?」
こんなことを言われると、間違ってはないけど冷めた気持ちになってしまいますよね?
自分が奢った時も、こういったことは絶対しないようにしましょう。
恩着せがましい人間は、ウザがられる要因になるし、奢るとしても後輩はついてきたくないと思うかもしれません。
奢った時に気が大きくなるかもしれませんが、十分気を付けるようにしましょう。
まとめ
今回は、先輩は後輩に奢るべきなのか、奢った方がいい時と奢るときの金額の目安について解説しました。
あわせて奢るときの注意点についても触れました。
かわいい後輩に奢ることは、社会人であれば何度かあるはずです。
奢ってあげたいと思った時に、心から奢ってあげられるよう、奢るべきタイミングは確実に抑えておきましょう。
また、注意点でも触れましたが、奢ることはいいことですが、相手に奢ったことを誇ったように言うのはやめておいてくださいね。
奢られた側はうれしいですが、その時の態度や対応で、奢られるとしてももう行きたくないと思うことだってあります。
これから奢ってあげる機会はたくさんあると思いますが、何でもかんでも奢るんじゃなく、お互いが気持ちよく触れ合えるよう、意識していきましょう。
それだけで、お互いの関係性は深まり、仕事面でもよりよくなっていきます。
この記事を読んでくれた人が、奢ることに対する不安を少しでも解消されればうれしく思います。