会社員の皆さん、飲み会はどれくらいの頻度で行っていますか?
飲み会もコロナ前と同じくらいの頻度で行っているという人も多いと思います。
ただ、飲み会の頻度が増えてくると節約家にとっては痛い支出と感じる人も多いでしょう。
実際私も飲み会が多い月であれば、その月だけ交際費が嵩み、生活費が高くなってしまう月もあります。
そういったこともあり、飲み会については「行くべきか、断るべきか」と悩むこともあります。
今回は、節約のために飲み会を断ることが果たして悪いことなのか、私の経験や考え方をもとに解説していきます。
こんな人におすすめです。
- 飲み会ばかりでお金が厳しい
- 節約したいけど、飲み会かかりすぎるので行きたくない
- 飲み会のお金がもったいない!
ぜひ最後まで読んでみてください。
節約のために飲み会を断ることは「悪いこと」か?
まずは節約のために飲み会を断ることが悪いことなのかどうか、結論を言っていきたいと思います。
私は「決して悪いことではない」と考えています。
そもそも飲み会ってかなり高いですよね?
飲み会の費用は少なくとも一度で3,000円から5,000円、時にはそれ以上かかることもあります。
2次会や3次会に行くとさらに高い出費になります。
また、飲み会が頻繁にある場合や、一度の飲み会が大人数での開催となると、もっと大きな負担になりがちです。
複数の飲み会に参加する場合にはその分だけ負担が増します。
私は節約意識が比較的高いため、こうした「気が付くと重なっている」出費をできるだけ減らしたいと感じています。
飲み会に参加しないことでお金が浮けば、自分にとって本当に必要なものや使いたいものにお金を使うことができます。
限られたお金を自分のために使いたい、という気持ちを持つことは自然なことです。
特に、節約のためにお金の使い方を考えたいという人にとって、飲み会を断る選択肢を持つことは重要です。
節約に対する意識は人それぞれであり、自分が納得できるかどうかが最も大事です。
飲み会にお金を使うことで、他の大切なことが犠牲になるのであれば、そのお金を別の場所に使う方が健全だと思います。
節約のために飲み会を断ることへの罪悪感を減らす方法
節約のために飲み会を断ることは決して悪いことではないことを紹介しました。
それでも、やっぱり節約のために飲み会を断るのは罪悪感があると言う人はいると思います。
ここからは、そういった罪悪感を減らすための方法を解説します。
飲み会がもったいないなと思った人へ、解決策が見つかると思うので、続けて読んでみてください。
節約はポジティブな選択と捉える
まずは節約がポジティブな選択と考えるようにしましょう。
節約をすることは「自分の将来を守るための選択」と考え、ポジティブに捉えます。
飲み会を断る理由を「お金がない」といった否定的な言葉でなく、「将来に備えてお金を貯めている」など前向きな表現にすると、自然と罪悪感が軽くなります。
これだけ聞くと周囲からは
「節約のために飲み会来ないなんて付き合い悪すぎる」
という考えが出てくるでしょう。
ただ、将来の自分のために自分で選択したことなのであれば、それはあなたの選択は後悔しないはずです。
節約のために励んでいるあなたが、飲み会を行かないという選択をしたのであれば、それはあなただけは尊重してあげましょう。
ただ、断るときには「節約のために飲み会不参加」というのは伝えない方がいいです。
周囲からは中々認められる価値観ではないので、気を付けるようにしましょう。
飲み会を断りたい、早く帰りたいという人へおすすめ記事はこちら↓
飲み会がつまらない理由と帰りたいと思った時にできる対処法を紹介
「他の機会に交流を持てる」と考える
次は他の機会に交流を持てると考えるようにします。
飲み会以外にも職場の人と交流を持つ方法はあります。
ランチタイムや休憩時間に会話を増やしたり、仕事の合間に気軽にコミュニケーションを取るだけでも十分関係性は深まります。
特に、定期的な飲み会でなく一度限りの集まりの場合、断っても大きな影響がないことがほとんどです。
「また次回参加する」や「違う場面でしっかりと関わる」という意識を持っていれば、飲み会を欠席したことが対人関係に影響しづらくなり、気持ちも軽くなります。
また、行きたくない飲み会を1回断ることで、別の飲み会に行けるという考え方もできます。
同じ飲み会でも、嫌いな人と行くのと、好きな人と行くのとでは全然違います。
どうせ行くなら自分が行きたい飲み会に行く方がずっといいお金の使い方になるので、こういった考え方も持つといいでしょう。
自分にとって大事なことを再確認する
自分にとって大事なことは何なのか、再確認すると罪悪感を減らせます。
飲み会に参加することが楽しい場合もありますが、その代わりに得られるものがもっと価値のあるものなら、罪悪感も少なくなるでしょう。
たとえば、家族と過ごす時間や、将来の夢に向けた貯蓄、趣味の充実など、飲み会での一時的な出費と比べてより価値があると感じるものに集中することです。
飲み会に行く時間やお金よりも、自分にとって大事なものに時間とお金を使う方がずっと人生豊かになります。
断る理由が「大切なことに集中するため」だと理解すると、自己満足感が得られるようになり、罪悪感が減ります。
飲み会に対する価値を考える
最後は飲み会に対する価値を考えることです。
冷静に考えてみてほしいですが、飲み会ってお金も時間もめちゃくちゃ浪費すると思いませんか?
1次会だけでも2~3時間、お金も5,000円くらいかかってきます。
いつも残業で家でゆっくりする時間がない人に取っては2~3時間休めないというのは大きな時間の浪費になります。
また、出費についても普段ランチで200円、300円の節約をしている人は少なくないはずです。
というか5,000円という金額を簡単に出すことできない人が多いと思います。
ただ、飲み会だと簡単に出してしまう人が多いです。
飲み会にそこまでの価値が果たしてあるでしょうか?
お酒を飲んで気分が良くなり楽しい時間を過ごせますが、本当に5,000円の価値がありますか?
そこまで考えた後、それでも参加したい!!というのであればその飲み会はぜひ参加するべきです。
そうでないのであれば、その飲み会は参加しなくていいですし、断った方がいいでしょう。
この考えを持ち、考えたうえで飲み会に参加するかどうか考えていくことをおすすめします。
節約と飲み会のバランスを見つけることが大切
節約は単なるお金の管理だけではなく、自分にとって本当に価値のあることにお金を使うための術です。
無理に飲み会に参加して、その場での付き合いのためにお金を使うことが本当に自分にとって価値のあることかどうかを見極めることが重要です。
月に数回の飲み会を断ることで節約できる額は、年間を通して大きな金額になることもあります。
このお金を自分の将来のために投資したり、趣味やリラックスのための時間に使うことで、より充実した生活を送ることができるはずです。
そのため、「節約のために飲み会を断ることは悪いことではない」と言えると改めて思います。
ただし、飲み会の参加を全くゼロにしてしまうと、どうしても関係が薄くなることもあるため、ほどほどのバランスを取るのがベストかもしれません。
自分が無理なく参加できる頻度で、飲み会に顔を出すことも時には大切です。
重要なのは、自分が納得できる理由をしっかり考えたうえで判断することだと思います。
まとめ
今回は節約のために飲み会を断るのは悪いことなのか、私の持論を紹介してきました。
節約を意識しつつ飲み会を楽しむためには、「自分にとって価値のある支出かどうか」を見極めることが大切です。
飲み会が自分にとってあまり価値のあるものではないと感じたら、無理せず断ることが節約にもつながります。
しかし、職場での人間関係やコミュニケーションを考えると、時には参加してみることも一つの方法です。
自分の価値観や考え方に基づいて、無理なく参加・不参加を選べるようにしましょう。
すべてを断るのではなく、その飲み会にどこまで価値があるのか、冷静に考えたうえで出欠を判断するようにすると、無駄な飲み会に参加しなくなるようになります。
ぜひ今回紹介した内容を参考に、飲み会の参加を考えるようにしてみてください。
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