会社の飲み会、皆さん行っていますか?
もうコロナ時代と違って、飲み会が普段の日常に戻ってきたという人も少なくないでしょう。
そんな中、お酒があまり好きでない人、飲み会が苦手な人、いろいろな方がいます。
私も飲み会には月に1回ほど参加する機会がありますが、時にはお酒を飲んでも気持ちが盛り上がるわけでもなく、平常心でいる時もあります。
私の経験を振り返ると、高卒で働き始めた18歳、19歳の頃はまだお酒が飲めませんでした。
それでも飲み会に参加しなければならない場面は多くあり、その頃はまさにシラフで飲み会を乗り切っていました。
社会に出てすぐお酒が飲めないことが大きなハンデだと感じることも多かったですが、今となっては、その経験が自分にとって大きな学びだったと思います。
そんな経験を踏まえ、今回は、そんな「飲み会でシラフの状態でいるのが辛い」と感じた時の考え方や、楽しむためのヒントについて書いてみます。
飲み会でシラフの状態でいるのが辛いと感じた時の考え方5選
では早速、飲み会でシラフの時に辛いと感じた時の考え方を紹介していきます。
お酒を飲めない下戸の人、飲み会の場ではしらけてしまう人、みんなと同じテンションになれない人などは参考になる情報になると思います。
自分のためになる考え方があれば、取り入れてみてくださいね。
飲み会は「コミュニケーションの場」と捉える
まず、飲み会の場を「お酒を飲むための場」として捉えるのではなく、「コミュニケーションの場」と考えてみることが大切です。
お酒を飲むか飲まないかに関わらず、同僚や上司との会話を楽しむことができれば、シラフの辛さも多少は和らぎます。
私自身、高卒で働き始めたころは、
お酒を飲んでいない自分は、相手から見てもつまらないんだろうな・・・
と思っていました。
しかし、シラフだからこそ冷静に相手の話を聞くことができ、相手の考えていることを理解し、次の日以降のコミュニケーションに活かしてきました。
例えば、上司の子どもが小学生になったと聞いた日以降、子どもさんの小学校の話を振ることで、上司も喜んでコミュニケーションを取ってくれました。
お酒を飲みすぎて記憶がない状態になっていれば、こんな機会はなかったと思います。
また、私のように内向的な性格の人は、飲み会の大騒ぎの中で自分をどう表現すればいいのか悩むことが多いかもしれません。
しかし、無理に目立とうとせずに、ただ「聞き役」に徹することでも十分にその場に貢献できるのです。
そうした姿勢は、実は周りからも評価されることがあるので、シラフでも堂々と振る舞って大丈夫です。
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無理に飲まないが、雰囲気を楽しむ
お酒を無理に飲まず、雰囲気を楽しむことも大切です。
私自身、体質的に強くないので、セーブしてお酒を楽しむことも多くあります。
しかし、そのことで「お酒を飲まないつまらない人なのでは?」を感じることも少からずありました。
私が気づいたのは、「飲まないこと」を気まずいと思わないことです。
私が18歳、19歳の頃は、周りがお酒を楽しむ中で自分だけがシラフなのが非常に辛く感じましたが、今思えばそれは自分の考えすぎでした。
実際、周りの人は私が飲んでいるかどうかにさほど気を使っていませんし、むしろ体調を気にして
「顔赤いからもう飲まない方がいいよ」
と気遣ってくれることもありました。
お酒を飲まずとも、場の雰囲気や会話の流れを楽しむことは十分に可能です。
お酒を飲まない若者が多いと言われることもありますが、決してお酒を飲むことが飲み会の楽しみではありません。
お酒を飲まなくても、雰囲気を楽しめる場として参加すればいいと私は考えています。
目標を持って参加する
シラフで飲み会に参加する場合、「飲まない自分」に焦点を当てるのではなく、「飲み会で何を得たいのか」と目標を持って参加するといいいでしょう。
私が意識しているのは、飲み会を「人脈作りの場」や「仕事の悩みを相談できる場」として捉えることです。
例えば、上司や先輩に普段は話しづらい仕事の悩みを相談したり、同僚との距離を縮めるきっかけにしたりしています。
どうしても仕事中は仕事の話がメインで、相手の本心やプライベートのことを知る機会は少ないため、飲み会で話をするようにしています。
特にシラフでいると、相手の話を冷静に聞けるので、話の流れを把握したり、相手の意図を的確に理解することができます。
飲みすぎると思考力が落ちて、相手と適当に盛り上がってるだけ…なんてこともあるので、シラフはちゃんと話聞けるのがメリットですね。
また、仕事以外の共通の趣味や話題を見つけることも、飲み会の楽しみの一つです。
仕事以外の話をしてみることで、思いもよらない共通の趣味が見つかるかもしれません。
私はある飲み会の時に当時の同僚が、
「夏だからキャンプしたい!!」
と言い出し、その勢い飲まま翌週一緒にキャンプに行ったことがありました。
めちゃくちゃいい思い出になり、同僚との距離が縮まり、仕事でもやりやすくなったことがありました。
こうした目標を持つことで、飲み会が単なる苦痛の時間ではなく、有意義なものに変わります。
自分のペースでリラックスする
飲み会のペースに無理に合わせる必要はなく、私は自分のペースでリラックスして楽しむことを大切にしています。
飲み会の中には、大声で盛り上がる瞬間やテンションが高い場面も多いですが、そういった場面では無理に参加せず、自分のリズムを保つことがポイントです。
例えば、テンションが高い場面でも、あえて聞き手に回ることで、周りの状況を観察しながら楽しむことができます。
盛り上がりすぎている時はトイレに行ったり、外に出て空気を吸うことで、リフレッシュする時間を作るのも良いリセット方法です。
私自身、内向的な性格なので、飲み会が長時間になるとどうしても疲れてしまいます。
そのため、適度に休憩を取るようにしています。
テンションが高すぎる場では、つい飲みすぎてしまって、次の日後悔してしまうなんてこともあります。
飲み会の全てに全力で参加する必要はないので、自分の体調や気分に合わせてリラックスすることが大切です。
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シラフの利点を活かす
最後はシラフの利点を活かすことです。
シラフであれば、会話の流れをしっかり覚えているので、翌日以降の仕事に活かすことができます。
また、相手の表情や言葉の裏にある意図を冷静に感じ取ることができるため、単純なコミュニケーションでは有利に働くことが多いです。
私の経験では、飲み会の後に「あの時の話、覚えてる?」と話題にすることで、相手との信頼関係を深めることができました。
特に上司や先輩との飲み会では、こうしたシラフの利点を活かすことで、普段では得られない情報やアドバイスを受けることができます。
私のみシラフ状態で、上司から仕事の指導を受けたことを純粋に取り入れ、次の日実践したこともありました。
今考えると
「飲み会の場で指導はちょっと…」
と思いますが、その時は実践し、上司からも可愛がられるきっかけになったので結果的には良かったと思っています。
まとめ
今回は飲み会中シラフで辛い時の考え方のヒントを紹介してきました。
飲み会でシラフの状態でいるのは確かに辛いと感じることもありますが、考え方や過ごし方を工夫すれば、シラフでも十分に楽しめる場になります。
無理にお酒を飲む必要はなく、コミュニケーションや人脈作りに焦点を当てて、自分のペースで参加することで、飲み会を有意義な時間に変えることができます。
お酒を飲む人、飲まない人どんな人も飲み会が楽しめるような世の中になるといいなと私は思っています。
そのために、この記事を読んでくれた人がいろいろな価値観を受け入れ、お酒を飲むことを強要するような事がないようになってほしいです。
お酒が飲めないからといって、自分を否定する必要はありません。
シラフならそのシラフの状態を活かして、飲み会を自分らしく楽しんでみましょう。
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