大学生や社会人になると、カラオケに行く機会が増えてきますよね。
特に飲み会の後の、二次会や三次会。
誰かが発言する
「二次会カラオケいこーぜ」
この一言が怖くてたまらないと感じている人もいると思います。
私も昔はカラオケが死ぬほど嫌いでした。
始めてカラオケに行ったのは高校生?の頃だったと思います。
友人約10人くらいだったかと思います。
そのころから音痴を自覚していた私は、人前で歌うのが苦痛でたまりませんでした。
しかし、カラオケについて行ったら最後、絶対に何かを歌わないといけない雰囲気になってしまいます。
満を持して歌いましたが、点数も60点台で、周りもしらけてしまっている状態でした。
こんな経験をしてから、カラオケは死ぬほど嫌いでしたが、やはり社会人になってもカラオケに行く機会は少なからず訪れてきます。
そこから少しずつカラオケの経験をして、死ぬほど嫌いだったカラオケが、今は
「少しの時間なら、誘われたら行けなくもない(気はちょっと重いけど)」
くらいにはなりました。
そこで今回は、カラオケが死ぬほど嫌いだった私が、少しだけ音痴がマシになる方法をお伝えします。
どれくらいマシになるかというと・・・
- 点数60点台→70点台後半~ギリ80点
- 自分からはカラオケ誘わないけど、誘われたら行かなくもない
- 片手で数えるくらいなら、何とか歌ってもいいかも…
普通に歌える人からすると、全然大した成長してないと思うかもしれませんが、音痴で悩んでいる人はここまで持ってくるのは非常に大変です。
音痴に悩む人が、少しでも克服していけるよう、紹介していきます。
それでは早速見ていきましょう。
音痴の原因
カラオケ嫌いな人のほとんどは、音痴であることと言えます。
自ら下手な歌をみんなの前で披露するなんて、ストレス以外の何物でもありません。
まずは音痴の原因を理解して、解決方法を探していきましょう。
曲の音程がわからない
まずは、曲の音程がわからないことです。
おそらく、普通の人は、絶対音感はないにしても、流れている曲が高いのか、どのくらいの音程なのか何となくわかっていると思います。
しかし、音痴の人は、流れている曲の音程がわかりません。
何となく高いのかな…くらいはわかるかもしれませんが、どのくらいの高さなのか、イメージがつきません。
よくわからないまま曲を入れると、自分の想像よりもずっと高い曲だったりして、とても歌えない状態になって今うことがあります。
自分の声の音程がわからない
次は、自分の声の音程がわからないことです。
自分の発している声が、音程バーのどこに当たるのか、全くわかりません。
周りの人から、
「音程合ってないよ。音が低いよ」
こういわれても、正直全くわかりません。
「音が低いって何?高くするって裏声しかなくない?」
私はこんな風に思っていて、全く音程がわかりませんでした。
出したい音が出せない
曲の音程と、自分の声が分かったところで、出したい音が出せないのも音痴の辛いところです。
自分では、高音を出せているつもりでも、音程バーと周囲の反応では、全く音が出ていないといった返事が返ってきます。
出したい音が出せないのは、一般的に「音域が狭い」と言われています。
音域が狭い状態で、無理に声を出そうとしてのどを痛めたりする恐れもあります。
音域が狭いと歌える曲が少なく、選曲が困難になってしまう可能性もあるので、少しは音域広げられるといいでしょう。
リズムに乗れない
音痴は、必ずしも音程が合っているかどうかだけではありません。
曲のリズムに乗れない人も、音痴の一要因になります。
曲は流れているのに、歌うタイミングが早すぎたり、遅すぎたり。
それに加え、曲のスピード感がわからず、声の出すタイミングが合わなかったり。
この曲のテンポと自分の出している声のリズムが合わないと、かなり音痴に聞こえてきます。
滑舌が悪い
音痴とは少しずれるかもしれませんが、滑舌が悪いと音痴に見えてしまう可能性があります。
歌詞をはっきり言うことができない場合、聞いている人からすると「ん?」と思うことがあります。
特にアップテンポな曲を歌う時は、滑舌が悪い人は、違和感を感じることが多くなります。
音程やリズムが完璧なら何となくわかるかもしれませんが、舌が回っていないと、せっかくいい感じで歌っていても、もったいないです。
少しだけ音痴がマシになる方法
音痴の原因について、理解いただけたでしょうか?
もしかしたら全部当てはまっているという人もいるかもしれません。
そういった人も安心してください。
私も全て当てはまっていました…
今も音痴は変わりませんが、ここ最近はほんの少しだけ、音痴が改善したため、その方法をお伝えします。
カラオケの点数が80点以上常時取れている人にとっては、何の参考にもならないかもしれませんので、音痴を自覚している人だけ見てくださいね。
音楽を聞くようにした
まずは日常的に音楽を聞くようにしましょう。
音痴の人は、まず音楽を聞くことに慣れていないことが多いです。
耳が音楽に慣れていない状態だと、自分が声を出す時も、どのように出せばいいのか全くイメージができません。
そのため、まずは聞きましょう。
できれば、カラオケで歌う予定の曲をたくさん聞くのがいいです。
私がおすすめする曲は後ほど紹介しますが、日常的に聞いていると、何となくリズム感も身に付き、歌うイメージが持ててきます。
イメージできれば、あとはマネをすれば、音痴も若干マシになるので、まずは音楽に聞いて慣れましょう。
軽く口に出して歌ってみる
音楽に聞くのが慣れてきたら、軽く口に出す程度に歌ってみましょう。
ここではまだ、ちゃんと歌わなくていいです。
軽く口ずさんでみることで、声を出すことに少し慣れることが目的です。
いきなりちゃんと歌うと、音程がずれていることが分かってしまってショックを受けてしまいます。
ただ、口ずさむくらいなら、音程がめちゃくちゃずれることも少ないです。
ここから少しずつ慣れていきましょう。
一人で歌ってみる
慣れてきたら、音楽に合わせて一人で歌ってみるといいでしょう。
場所は家や車の中など、一人で周囲に迷惑をかけない場所をおすすめします。
一人で歌ってみると、何となく気分が良くなる感覚が見つかるかもしれません。
ここでは、無理に音程を合わせようとするのではなく、歌うことに少しだけ慣れておきましょう。
おそらく、音程があっているかどうかは、音痴の人からすると全くわからないと思います。
普段話す声と、歌う声は違うことを覚えて、声を出す感覚だけ覚えておくといいでしょう。
仲のいい友人と二人でカラオケに行く
一人で歌うことができれば、仲のいい友人と二人でカラオケに行ってみましょう。
シラフで行くのが怖ければ、少しお酒を飲んでいっても構いません。
いきなり大人数の前で歌うのは怖い人がほとんどだと思います。
ただ、仲のいい友人と二人だけだと、少し行ってもいいかなと思えると思います。
素直に、職場のカラオケの練習したいから、一緒に行こうと誘ってみましょう。
ここで一緒に行ったときに、友人にアドバイスはもらえるようならもらった方がいいですが、無理にもらわなくても構いません。
音程バーありで歌ってみて、曲の音程がどれくらいなのか、自分の出している声はどのあたりの音程なのか、感じてみるのが目的です。
おそらく最初は、音程と合うことがほとんどないと思いますが、気にしなくて大丈夫です。
友達と音程が合いそうな曲を選びながら、いろいろな曲を試してみましょう。
その中で、少しでもマシと思える曲が見つかれば、メモしておき、今後の参考にしていきましょう。
一人カラオケに行ってみる
もし、最初から一人でカラオケに行ける人なら、友達と行くのは飛ばしても構いません。
一人でカラオケに足を運んでみましょう。
ここでは、少しでもマシだと思える曲を何度か歌ってみましょう。
一人だと、同じ曲を何度歌っても誰にも迷惑かけません。
思う存分歌ってみて、少しずつ音程、リズムを合わせていきましょう。
繰り返し何曲か歌っていくことで、少しずつ点数がマシになってくるはずです。
最初は、無理に声を出さないといけない曲は控え、できるだけ自分の地声で出せる範囲の音程の曲を探しましょう。
何曲か歌ってみることで、自分に出せる声が何となくわかってくると思います。
何となくわかってきたら、自分に歌えそうな曲をピックアップして、繰り返しカラオケに足を運んで、歌うことを繰り返しましょう。
歌うことに慣れれば、そのころにはきっと、死ぬほど嫌いだったカラオケも、少しだけマシになっているはずです。
アラサー音痴男が教えるおすすめの曲
ここまで読んでくれて実行してくれた方、大変お疲れさまでした。
死ぬほど嫌いだったカラオケも、ほんのすこーしだけ、マシになった気がしませんか?
一人カラオケで70点後半くらい出れば、飲み会で歌っても最低限何とかなるかなと個人的には思っています。
どうせ飲み会で歌ったことは、大して他の人も覚えていないので気にすることありません…w
さて、ここからは、カラオケで何を歌えばいいかわからない人のために、アラサー音痴男が教えるおすすめの曲を独断と偏見でお伝えします。
その前に、音痴の人にお伝えしたいことが一つ。
バラードやスローテンポの曲はおすすめしません。
こういった曲は、上手い人が歌うと心地いいですが、下手な人が歌うと、盛り上がりもせず、微妙な雰囲気になるので、絶対に避けましょう。
ここから紹介する曲は、なぜか私がマシに歌える曲かつ飲み会の二次会にも使える盛り上がりやすい曲です。
何の参考にもならないかもしれませんが、参考までに見ていってください。
A・RA・SHI/嵐
A・RA・SHIはアップテンポな曲で、リズム感に乗れれば、何となくいい感じで歌うことができます。
そこまで高音もないため、リズム感に気を付ければ、何とかなるでしょう。
ほとんどの人が知っている曲で、40~50代の女性がいればいい感じで盛り上がってくれることが期待できます。
青春アミーゴ/修二と彰
「野ブタをプロデュース」の主題歌になった有名ソングです。
ノリが良く、飲み会の二次会でも盛り上がってくれること間違いなしの曲です。
サビのキーが高めで裏声も使う必要がありますが、2人で歌えるため、1人で歌うのに抵抗がある人は誰か誘って一緒に歌ってみましょう。
GO!!!/FLOW
「NARUTO」の主題歌にもなった歌です。
結構おじさん世代にも知れ渡っている曲で、盛り上がりが期待できる曲です。
こちらも2人で歌うことができるため、一人で歌うのはちょっと…という人にもおすすめできる曲です。
そこまで高音を出す必要もなく、リズム感だけつかめれば、盛り上がること間違いなしです。
恋/星野源
「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌にもなった歌です。
一時期大ブームになったため、ほとんどの人が知っていると思います。
飲み会の二次会で歌うと、ノリノリで歌ってくれる人、踊ってくれる人もいるでしょう。
一部裏声を使わないといけませんが、それ以外はそれほど高音を出すこともありません。
何度か練習すると、恥ずかしくない程度には歌えると思います。
小さな恋のうた/MONGOL800
歌いやすい曲で調べるとよく出てくる曲になっていますが、こちらもかなり歌いやすい方だと思います。
サビでもさほど高音を出す機会もないですし、何なら低めに歌うことがほとんどです。
低音で音程取るのは最初は戸惑うかもしれませんが、少し練習すると喉に負担もかかりにくく、おすすめの曲になっています。
天体観測/BUMP OF CHICKEN
難しそうに思えますが、何度か歌うとそれなりに歌えるようになるのが天体観測です。
リズム感が早めなのと、音の動きが細かいため、慣れるまでは難しいかもしれません。
そこまで複雑な音程はしていないため、慣れれば何とかなると思います。
高音が大変かもしれませんが、歌えるようになると曲の幅が広がるようになるのでがんばりましょう。
ウィーアー/きただにひろし
「ワンピース」の主題歌にもなった、アニソンの王道とも言えます。
こちらもほとんどの人が知っていて、盛り上げてくれること間違いなしです。
アップテンポなので、リズム感を取ることに注意すれば、音程はさほど難しくありません。
こういったノリのいい歌は、歌が上手い下手関係なく盛り上がるので、カラオケではおすすめですね。
まとめ
今回は、カラオケが死ぬほど嫌いだった音痴が、少しだけ音痴を克服する方法について解説しました。
今回紹介した方法は、完全に私なりに実践した方法で、万人に当てはまる方法ではないかもしれません。
何なら、カラオケの専門家から見ると間違っているかもしれません。
しかし、ほんとに音痴だった私だからこそ、お伝え出来たこともあるかと思っています。
ぜひ参考になればうれしいです。
音痴で悩んでいる人は、本で勉強してみるといいでしょう。
この本はKindle Unlimited対象ではありませんが、Kindle Unlimitedならこのほかにたくさんの本が読み放題となっています。
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私も利用しているおすすめのサブスクなので、ぜひ未登録の方は登録してみてください。
楽しみたい気持ちはあるけど、どうしても音痴が辛くて全然楽しめないという人は、音楽教室のレッスンに行ってみることもいいでしょう。
無料体験レッスンもやっているところがあるので、自分に合わないなと感じれば、やめればいいだけです。
歌が上手くなれば、カラオケに行くのも苦にならなくなるので、一度申し込みしてみるといいでしょう。