皆さん、社会人生活楽しんでいますか?
学生から社会人になって、まだ慣れずに苦労している人も多くいるでしょう。
「社会人はやっぱり大変で忙しいなあ」
こう思う人は結構いると思います。
その一方で、
「社会人楽すぎ。学生の方がしんどかったわ。」
こう思う人もいるんじゃないでしょうか?
特に仕事に慣れてきた2年目、3年目以降の会社員の人にこういった気持ちを持っている人は多くいると思います。
今回は、社会人が楽すぎと言われる理由と、大変で忙しいなんて嘘なのか、解説していきます。
こんな人におすすめです。
- 社会人生活に慣れた若手~中堅会社員
- 学生よりも社会人が楽と感じる人
- このまま楽に生きてていいか悩んでいる人
それでは、順に紹介していきます。
社会人が楽すぎと言われる理由
では早速、社会人が楽すぎると言われる理由を紹介していきます。
中には、
「社会人忙しすぎる!楽なんて信じられない」
と思う人もいるかもしれませんが、実際楽勝と思っている人もいるのが事実です。
そういった人がどういった考えなのか、見てみましょう。
勉強しなくていい
まずは勉強しなくていいことです。
学生時代のメインはやはり勉強です。
いい大学に入るために授業や塾で勉強したり、論文やレポートの提出をするための勉強で時間に追われていました。
勉強が好きな人はいいですが、あまり好きではないという人も多い中、学生時代の勉強がしんどかったという人も多いでしょう。
それに、昼間は学校に行って、終わってからバイトに行って、どう考えても学生の方がしんどいと思う人もいるでしょう。
社会人になれば、学生時代のような勉強はありません。
授業を聞くこともないし、一部の職種を除けば試験などもないし、勉強から解放されてうれしいという人もいるでしょう。
勉強が嫌いという人にとっては、勉強から解放されたと感じて、社会人になってから勉強をしなくなり、社会人が楽すぎると感じる人が出てきます。
会社では言われたことをすればいい
会社では言われたことをすればいいのも、社会人が楽すぎと言われる理由です。
「社会人になったら、いろいろ自分で考えて行動しないとダメだぞ」
こういうことを言う上司、あなたの職場にもいると思います。
ただ、実際のところは、自分で考えて行動しても、出る杭は打たれます。
「これは部長の審議は通らないし、通っても役員までまわさないと…」
こんな感じで、若手社員が考えて行動しても中々会社は変わらず、結局現状維持になってしまいます。
考えて行動しろって言われて貢献しようとしても、結局上からの数々のチェックで許可されないことは珍しくありません。
こうなってくると、結局は言われたことをただこなすのが楽になります。
適度に手を抜いて、言われたことをこなしていけば、波風立たずに楽に生きていけます。
この言われたことだけやってればいいと思えるようになると、社会人なんて楽すぎと思えるようになります。
会社に行けば給料がもらえて生活できる
次は会社に行けば給料がもらえて生活できることです。
日本では、一度会社員になれば、簡単にはクビにはなりません。
これは大きなメリットです。
仕事ができない、失敗した、これでも給料はもらえます。
そう考えると、生活をしていくだけのお金は、会社にさえ行けばもらえるのが、楽勝と感じる理由です。
あなたの職場でも一人くらいこんな人がいませんか?
- 1時間に1回タバコ吸いに行って中々帰ってこない人
- 仕事中特に何もしていないのに、あなたよりも給料が高い人間
- 定年退職前でただ新聞を読んでいる元役職持ちの人
こういった人を見るとやる気がそがれる一方で、
「社会人なんてこれで給料もらえるから楽なもんだ」
こう感じる人も多いでしょう。
自分の好きなように暮らせる
自分の好きなように暮らせることもあげられます。
社会人になってから一人暮らしをしている人も多いと思います。
一人暮らしの最初の方は大変で寂しいと感じていた人も、慣れてくるとこう思いませんか?
「一人で自由気ままに暮らせるの最高!」
親から勉強しろとも言われないし、夜何時まで起きてもいい。
好きな時間に食事して、食べたいモノ食べて。
学生時代のころのような縛りがなくなり、自由に暮らせるのが最高という人も多いです。
この自分で好きなようにできるのが社会人が楽すぎると思う理由になります。
自分に決定権がある
自分に決定権があることも社会人が楽と感じる理由です。
学生時代は、親に学校に行かせてもらっている立場でした。
そのため、自分が〇〇の大学に行きたいと思っても、親のお金の都合や親の反対で自由に行きたい学校に行けなかったという人もいるんじゃないでしょうか?
ただ、社会人になると、もう親の目を気にする必要はありません。
自分に決定権があるので、好きなように決断できます。
今の会社が嫌なら辞めてもいいし、欲しいものは自分の責任で買っていいし、どこに住んでもいい。
この自由に決められる権利が手に入った社会人は、学生の頃のように親に許可を取る必要もなくなります。
この自由さが社会人が楽と感じる理由になります。
社会人が大変で忙しいのは嘘?
ここまで社会人が楽と感じる理由を紹介してきました。
「社会人なんて楽勝!大変で忙しいなんて嘘だったんだ!」
こう思う人もいると思いますが、実際のところどうなんでしょう?
私の答えとしては、社会人も大変で忙しいこともあるというのが答えです。
むしろ、今楽と感じている人は注意すべきだとも考えています。
確かに楽なこともあるのが社会人ですが、楽なことばかりではありません。
今は楽かもしれませんが、このまま楽勝と思って生きていると後で後悔するかもしれません。
この次から社会人で楽と感じている人が注意すべき理由を解説していきます。
社会人で楽と感じている人が注意すべき理由
では、社会人で楽と感じている人が注意すべき理由を紹介します。
今は楽でいいかもしれませんが、注意すべき理由をしっかり読んでおいてください。
楽勝と油断していると、10年後後悔することになるかもしれないので、注意しておきましょう。
勉強しない人は淘汰される
注意すべき理由の一つが、勉強しない人は淘汰されることです。
社会人になってから、勉強は必須ではなくなりました。
試験もないし、赤点もない。とりあえず会社に行っておけば最低限給料はもらえる。
ただ、この状況で安心しきって、勉強しないことはおすすめしません。
社会人になってから数年はこれで良くても、経験を積み重ねて中堅社員になってくると、だんだん差がつき始めます。
勉強した人は、仕事でも成果を出して、スキルも身に付き、今いる会社からも外の会社からも重宝されます。
その点、勉強しなかった人は、今の会社からはお荷物扱いされ、外の会社からすると年を重ねただけの人間なので欲しいとも思われません。
今の会社にずっといるにしても、お荷物扱いされるとどうしても居心地が悪くなって、嫌気がさしてくるでしょう。
それでも耐えられるようなら人ならいいですが、そういった人でも後に紹介する終身雇用の終焉といった課題もあります。
社会人になってから勉強しなくていいと安易に考えていると、年を重ねて後悔することになるので注意しましょう。
勉強しなかったツケを感じるシーンについて解説↓
勉強してこなかったツケを感じるシーン5選!大人でも逆転するための方法は?
言われたことしかできない人はいらなくなる
次は言われたことしかできない人はいらなくなります。
言われたことだけこなしておけば、生きていけるから楽勝と思っている人も、ゆくゆくはそうはいきません。
今の時代、ITの発展により、どんどん業務の自動化が進んでいます。
あなたの会社にもRPAツールや自動化処理が入ってきて、便利になってきているんじゃないでしょうか?
便利になる一方、簡単な業務はシステムやロボットに任せることになってきます。
こうなると、ただ言われたことをやるだけの人は必要なくなり、システムやロボットに仕事を奪われることにあります。
今はまだ言われたことだけやる人間でもやっていけてますが、後10年も経つとそうはいきません。
自分で考えて行動できるようにならないと、会社では必要ない人間になってくるので、今余裕をこいている人は注意しましょう。
終身雇用の終焉
次は終身雇用の終焉です。
ここまで紹介したように、勉強しない人や言われたことしかやらない人は淘汰されていきます。
「いや…それでも日本は簡単にクビにならないし…」
こう思っている人、考えが甘いです。
今の時代、終身雇用は終わりつつある、いやもう終わっているのかもしれません。
あの有名なトヨタ自動車も終身雇用は守れないと発言してから、他の会社も45歳以上の早期退職を募ったりと、対応を勧めています。
とにかく変化が早い現代、高い人件費は会社からすると大きなデメリットになっているので、スキルのない人や役に立たない人は切っていく会社も多くなるでしょう。
そうなると、ただ会社に行くだけで給料がもらえて生活ができるというのは幻想になってきます。
10年後は普通にリストラや解雇も普通に行われているかもしれません。
今楽勝と思っている人も、危機感を持つようにしておきましょう。
自由は自己責任と隣り合わせ
最後は自由は自己責任と隣り合わせということを解説します。
社会人は、自分の好きなように生活できるし、嫌なことはやらなくてもいいと思っている人もいるでしょう。
この自由さが社会人の大きなメリットですが、その反面、全て自己責任になります。
- 好きなものばかり食べて体調崩した → 自己責任
- 仕事が嫌で転職繰り返して職歴にキズが付いた → 自己責任
- 欲しい車やものをリボ払いで買って返済に追われる → 自己責任
「そんなのまだ若いからしらないよ…」
こう思っても、社会は若いからとか、知識がないからと許してくれるほど甘くはありません。
全て自分で決めれるからこそ、何か失敗した時の責任は全て自分に降ってきます。
自由だからこそ、全て自分の責任になるということは念頭に置いておいてください。
取り返しがつかなくなる前にやってほしいこと
社会人が楽すぎると考えている人へ、注意すべき理由を紹介してきました。
今は楽だからと言って油断していると、将来的に後悔する可能性が高くなります。
ここからは、後悔して取り返しがつかなくなってしまう前に、やってほしいことを紹介します。
10年後のあなたを救うためにも、できることからやっていくようにしましょう。
勉強する
まずは何度も言ってきたように勉強するようにしましょう。
残念ですが、勉強しない社会人はそのうち淘汰されることになります。
今のうちから勉強する習慣を身につけて、将来の自分を救うようにしましょう。
「勉強と言っても、何の勉強したらいいかわからない…」
こんな人もいると思いますが、今の仕事に役に立つ勉強、別分野の勉強、何でもいいです。
一見今の仕事に役に立たないような勉強であっても、幅広い知識を習得すれば、広い視野で物事を見れるようになり、結果的に役に立ってきます。
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このほかにも、資格勉強してみるのもおすすめです↓
資格取得は無駄?意味ないのは嘘!負け惜しみは無視でいい理由を紹介
とにかく考える癖をつける
次はとにかく考える癖をつけます。
こちらも一朝一夕で身につくものではありませんが、意識的に取り組みましょう。
言われたことだけやる仕事では、そのうちシステムやAIに仕事を奪われることを紹介しました。
AIの話で行くと、AIの発展は確かに素晴らしいですが、まだまだ粗削りなところも多いです。
人間が負けないためには、自ら考え、行動することが必要になります。
AIに使われるんじゃなく、AIを使う側になることを意識しましょう。
- 今の業務フローでの課題は何か
- この作業、こうすればもっと楽にできるんじゃないか
- こっちのやり方の方がスムーズでわかりやすいから試してみよう
大きなことをする必要はなく、小さな改善から努めていくと、考える癖が身につくようになります。
この小さな積み重ねが、無意識に考える習慣になり、会社にとって欠かせない存在になるための一歩となります。
意識的に取り組んでいくようにしましょう。
副業する
次は副業をすることです。
今の時代、一つの会社で定年まで働き続けることは難しく、終身雇用は終焉を迎えていることを紹介しました。
いつ早期退職を募られたり、給料の減額になるのかわからない時代です。
そんな時代に、一つの会社からだけ給料をもらい続けている状態はリスクでしかありません。
その一つの会社からの収入が減ると、それだけで生活に大きな影響が発生することになります。
そのリスクを回避するための、副業です。
今勤めている会社以外で収入があれば、精神的にも安心します。
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また、副業始めることで、ビジネスの視点も広がり、今の仕事にも間違いなく役に立ちます。
これはやってみないとなかなかわからないと思うので、ぜひ副業を試してみてほしいです。
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転職活動をする
最後は転職活動をすることです。
「いや、いくらなんでもいきなり転職なんて…」
と思った人、ちょっと待ってください。
転職をするんじゃなく、転職活動をします。
何が違うかというと、転職は文字通り仕事を変えること。
転職活動は、自分の市場価値を知り、他の仕事がどんなものがあるのか見て、今後の仕事に活かしていくことです。
決してすぐに転職をしたい人だけがすることではありません。
日々の仕事に忙殺されていると、今の自分にどんなスキルがあり、どんなことが得意で、どんなことで評価されるのか見えなくなってしまいます。
それを可視化するために、転職活動をします。
この活動で一番楽なのは、転職エージェントに相談することです。
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まとめ
今回は、社会人が楽すぎと言われる理由を解説し、注意すべき理由や取り返しがつかなくなる前にできることを紹介しました。
学生時代よりも社会人は自由な存在なので、考え方次第では確かに楽になります。
ただ、楽だ楽だと考え、何もしないでいると、将来痛い目に合うかもしれません。
そうならないためにも、ある程度危機感を持ちつつ、できることから実践するようにしましょう。
しっかりやることをやって、自分で行動できるようになれば、社会人の本当の楽しみが見えてきます。
そうなれば、不安材料も消え、本当に楽しい社会人生活となり、今までよりもさらに充実した生活になります。
この記事を読んでくれた方が、素晴らしい社会人生活になるよう、祈っています。
このほかにも社会人になってからの考え方について記事を書いています↓