ゲームが趣味って、「恥ずかしい」こと?
こう悩む時が大人になってゲームをしていると感じることがありました。
私は学生時代、大体1日1~2時間程度のゲームをしていました。
社会人になってからは忙しくなったためしばらくゲームから離れていましたが、最近またその楽しさを思い出し、休日や余暇の時間にまたゲームを楽しむようになりました。
でもやはり、会社の同僚や上司にゲームが趣味と話をすると、
「なんだこいつ、大人になってもゲームが趣味か」
みたいな反応をされることもありますよね?
この記事では、ゲームが趣味なのは恥ずかしいことなのか、そしてもしバカにされても気にならない理由を、私自身の経験をじっくりお話します。
社会人になってもゲームが趣味で周囲からの目が気になる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ゲームが趣味なのは本当に恥ずかしいことなのか
では早速ゲームが趣味なのは恥ずかしいことなのか、結論から紹介していきます。
結論として、決して恥ずかしいことではありません。
実際のところ、ゲームが趣味であることはどう考えても、多くの人にとって有意義で豊かな体験です。
また、ゲームが趣味である有名人も数多くいます。
元嵐の二宮和也さんや、本田翼さん、佐藤健さんなんかもゲーマーとして知られています。
ゲームが趣味なのが恥ずかしいのであれば、これら有名人の方にも否定することになります。
決してゲームが悪いのではなく、ゲームとの向き合い方が悪いとよくない印象になるだけと私は考えています。
ゲームが趣味で恥ずかしいと感じる理由
ゲームが趣味でも恥ずかしくないと私の結論を紹介しましたが、やはり世間的には恥ずかしいと感じる人も多いです。
そこで、そもそもなぜゲームが趣味だと恥ずかしと感じるのか、理由を見ていきましょう。
これから紹介する内容が、ゲームを楽しむ人たちを「後ろめたい気持ち」にさせてしまう原因となっています。
「子どもっぽい」という固定観念
まずは、ゲームは子ども向けの娯楽だと思われがちです。
確かに、昔のゲーム機は子ども向けに開発されたものが多く、少しあどけない印象が残っているような作品がたくさん登場しています。
ただ、ゲームは進化を遂げ、多様な人から受け入れられるようなゲームも数多く誕生しました。
感動的なストーリーが展開されるRPG(ファイナルファンタジーなど)や、歴史や社会問題に触れるシミュレーションゲーム(三国志など)、難解なパズルを解くことで知られる刺激を得られる作品もあります。
こういった大人向けのゲームの内容は増えています。
それでも、昔の「子どもっぽい」という偏見が根強く残っているために、ゲームを趣味とすることが恥ずかしいと感じる人がいるのです。
「時間の無駄」という意見
ゲームをする時間を「無駄」と考える人もいます。
特に効率を重視する社会では、
「その時間で勉強したり仕事をすればいいのに」
と言われることもあります。
全てのゲームとは言いませんが、ゲームは生産的なものは少なく、時間の浪費と感じるものもあるでしょう。
ただ、趣味というのは大抵無駄なものではないでしょうか?
映画を観たり、読書をしたり、スポーツをすることも、直接的には「生産的」ではありません。
ゲームもまた、心のリフレッシュや知識の向上に取り組む素晴らしい趣味の一つであると考えています。
大人になってからのゲームは時間の無駄なのか?経験から意味を解説
ニュースやメディアでの「依存症」のイメージ
ゲーム依存がニュースで取り上げられることがあります。
少し前にもゲーム依存の話があり、ゲームばかりして社会に出ず、ずっと家にいて困っているなどのメディアの報道もありました。
確かに昨今ゲーム依存に対して目を向けられることがあり、地方の条例ではゲームの時間を制限するというのも出てきています。
ただ、依存症があるのはゲームだけではありません。
ゲームだけでなく、どんなことでも依存症になる可能性はあるので、付き合い方や距離感が大切になってきます。
ゲームが趣味でバカにされても気にしてもいい理由
ここまでゲームが趣味で恥ずかしいと思われる理由を見てきました。
最後に、ゲームが本当に好きという方を肯定するために、バカにされても気にしなくていい理由を紹介します。
私もゲームが好きなので、周囲から変な目で見られることもありますが、全否定し、ゲームが良いものであることを証明していきます。
趣味は自分のためのもの
そもそも趣味は誰かに評価されるためにするものではありません。
趣味は自分が楽しいと時間を過ごすためのものです。
他人の意見に惑わされて、自分の好きなことを我慢するのは、本末転倒です。
私もかつて、ゲームから距離を置いた時期がありましたが、ふとしたタイミングでまた戻ってきました。
結局ゲームをしている時間は自分にとって有意義で価値があると感じているからです。
RPGゲームでコツコツレベルを上げている時間。
対戦系で相手に勝とうと頑張っている時間。
仲間とワイワイ盛り上がって楽しむ時間。
どれも自分にとって大切で、価値がある時間だと思っています。
本当に楽しいことを大切にすることが、何よりも大切なので、ゲームを自分のために楽しむことで後悔はありません。
ゲームが好きな人はちゃんといる
ゲーム業界は、映画や音楽を超える市場規模を誇っています。
世界中に何億人ものゲーム愛好者がいます。
もしあなたの身の回りにゲームが好きな人が少なかったとしても、世の中にはたくさんのゲーム仲間がいます。
それこそSNSなどで呼びかけると、同じように楽しんでいるゲーム仲間を見つけることができます。
同じ趣味を持つ人たちとつながることで、ゲームの楽しさをさらに広げることができるので、興味がある人は探してみてください。
ゲームが提供する価値
最後は少し真面目に、ゲームが提供する価値について考えていきます。
ゲームというのは本当に無駄なことでしょうか。
殺傷系のゲームなどで暴力的になるといったメディアの報道もあります。
ただ、ゲームは必ずしもマイナス要素だけではありません。
問題解決能力を鍛えたり、物語や感性を磨いたり、歴史や文化に触れる機会を提供したり。
特に、戦略ゲームやシミュレーションゲームは、思考力や計画力を高める効果があります。
私は子供の時にゼルダの伝説をやりこんでいましたが、どうやって先の道に行くのか、ずっと考えていた時がありました。
それが直接つながったわけはないかもしれませんが、考える癖というのはゲームから習慣として身に付いたのではないかと思っています。
また、ゲームで得られるコミュニケーションスキルもあります。
オンラインゲームでのチームプレイや協力プレイは、現実の人間関係でのコミュニケーションに繋がることもあり、ゲームを通してコミュニケーションが取れるようになるのも、ゲームの大きなメリットと言えるでしょう。
まとめ
今回はゲームが趣味なのは恥ずかしいのか、バカにされるという人が気にしなくていい理由という観点で紹介してきました。
冒頭にも紹介しましたが、ゲームが趣味なのは、必ずしも悪いことではありません。
趣味は人それぞれで、趣味は自分の人生を豊かにする素晴らしい活動です。
他人の決断に決めず、自分が楽しいと思うことを信じて楽しみましょう。
ゲームは単体娯楽ではなく、あなたに新しい発見や感動をもたらしてくれる大切な趣味です。
これを読んで、ゲームを趣味とすることへの誇りや自信を少しでも与えていただけたら嬉しいです。