皆さんは、現在どこで住んでいますか?
都会?田舎?地方?
その中で田舎に住んでいる人、田舎に住んでみたいという人。
田舎暮らしに理想を描いて田舎に移住してきた人、もともとずっと田舎に住んでいる人、いろんな方がいると思います。
しかし、実際のところ田舎がどんな感じなのか、わかっていない人もいると思います。
中には
「もう田舎はうんざり。早く出ていきたい」
という人もいるでしょう。
ここで今回は田舎が嫌いで出たい人へ、向いていない人の特徴と対処方法について紹介します。
今回の記事はこんな人におすすめです。
- 田舎暮らし、もううんざり。早く出ていきたい。
- 田舎に移住してみたいけど向いていない人ってどんな人?
- 田舎が嫌いすぎる。どうしたらいい?
それでは早速見ていきましょう。
田舎暮らしが向いていない人の特徴
まずは田舎暮らしが向いていない人の特徴について紹介します。
田舎で生活することは、一癖も二癖もあります。
気軽な気持ちで田舎で住むと後悔することもあります。
今田舎へ移住しようと考えている人は後悔しないために、既に田舎に住んでいる人は当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。
人との交流が煩わしい
まずは人との交流が煩わしい人は、田舎をおすすめしません。
田舎は良くも悪くも人との交流が無駄に多く、噂も恐ろしいくらい広がります。
- 〇〇のお子さんが〇〇大学に行ったなどの井戸端会議
- 周りから嫌われると腫れもののように扱われる
- 世話好きで何かあったらすぐに心配される
- 地域の活動は半強制参加
- よそから来た人は、よそから来た人扱い
こうったように、田舎は田舎ならではのコミュニティがあり、それになじむにはかなり時間がかかります。
長く住んでいる人も、これらが煩わしいと感じ、出ていく人もいます。
地域との助け合い、田舎のコミュニティに積極的に入っていけるような人であれば問題ないと思います。
ただ、田舎ならではの、「村社会」になじめない人は、田舎暮らしをおすすめしません。
やりたいことがある
田舎は、やりたいことがある人にも向いていません。
田舎は知っての通り、人が少ないため、その分仕事や娯楽も少ないです。
そのため、やりたいことがあるという人は、田舎では実現できないこともよくあります。
アイドルになりたい、有名企業に勤めたい、有名な人と一緒に働きたい。
インターネットが発達して昔よりはやりたいこともやりやすくなりましたが、やはりこういったやりたいことは、田舎で実現するのはかなり難しいです。
田舎だからこそできることもありますが、やはり都会と比べるとやれることは限られます。
明確にやりたいことがあり、田舎で実現できそうにない人は、田舎はおすすめしません。
可能性を広げたい
自分の可能性を広げたい人も、田舎は向いていません。
田舎は、人も少なく、仕事も限られています。
そういった中で、やりたいことを探したい、可能性を広げたいという人が、取り組む環境としては向いていません。
やはり、全体的に量が不足しているので、可能性を広げようにも限界があります。
また、田舎の場合、競争心が低いことも理由に上がります。
田舎の人は、皆が普通に生きていけばいい、のんびり暮らせばいいといった生活スタイルを持っています。
バリバリ頑張って出世しようとしたり、スキルを高めようとする人はごくわずかです。
出る杭は打たれるように、競争を阻害しようとしている人もいます。
こういったように、自分の可能性を広げることは、田舎では難しいことを頭に入れておきましょう。
田舎の不便さに耐えられない
田舎の不便さに耐えられない人もおすすめしません。
当然ですが、田舎は都会と比べると不便です。
- Amazonの翌日配送は翌日に届かない
- 最寄り駅が車で30分
- テレビチャンネルが少ない
- 道は片側一車線は当たり前、センターラインなしの道路もあり
- 自然災害の影響が大きい(積雪、土砂崩れ、河川の氾濫など)
これ以外にも、不便な点は多くあります。
街から離れた僻地に行けば行くほど、不便さは大きく増していきます。
田舎の不便さが我慢できないという人は、田舎はやめておきましょう。
娯楽を求めている
娯楽を求めている人も田舎は向いていません。
田舎の娯楽施設は都会と比べるとめちゃくちゃ少ないです。
カフェもないし、カラオケも限られるし、ライブやコンサートはまず近くで開かれないし…
都会の娯楽を知った人からすると物足りないと感じる人は多いです。
人も少なく、若い人も少ないので、中々遊ぶことがなかったりします。
田舎で遊ぼうとすると、都会とは違った遊び方が必要になるので、都会の遊びを求めている人には向いていないと言えるでしょう。
虫が嫌い
田舎はとにかく虫が多いです。
都会にも虫はいますが、比べ物にならないくらい虫がでます。
特に光に集まってくるので、街灯や家の明かりの近くは恐ろしいくらいの虫がいます。
どんなに対策をしても、家の中に虫を見ることは日常です。
網戸にしていても、なぜか家の中に虫が入ってきています。
家の外でも小さい虫が大量発生して顔に当たることもあります。
田舎では虫と離れることはできないと思っておく方がいいでしょう。
虫が嫌いな人は、田舎はおすすめしません。
車の運転が苦手
車の運転が苦手な人も田舎は向いていません。
先ほども言いましたが、田舎はとにかく不便です。
そのため、車がないとまともに生活できないと言っても過言ではありません。
スーパーやコンビニ、役所など最低限行かないと生活できないところにも、車は必須です。
また、田舎はきれいに舗装されていない道や、センターラインがない一車線道路もよくあります。
スリップしやすかったり、対向車との行き違いをしないといけなかったりと、運転が苦手な人に辛いことは多いです。
車の運転が苦手な人は、ある程度運転できるようにならないと、田舎での生活は厳しいでしょう。
田舎を出ていきたい人の対処法
田舎が向いていない人の特徴について紹介しました。
ここまで読んでくれた人の中には、
「自分、田舎向いていない。出ていきたいけどどうすれば…」
こう思っている人もいるでしょう。
ここからは、田舎を出ていきたい人へ対処法をお伝えします。
田舎が嫌で困っているという人は、参考にしてみてくださいね。
貯金する
とにもかくにも、まずは貯金をすることから始めましょう。
田舎を出ていくことと、貯金に何の関係性があるか、疑問に思った人もいますね?
貯金は、自分を守るための最低限の防具になるからです。
都会や地方では、田舎よりも生活費が上がることがあります。
家賃や食費、娯楽や交通費など、思ったよりも出費がかさむことはよくあります。
貯金がない状態だと、生活に困ったり、就職後の試用期間が終わるまで貧乏生活だったり、新生活の費用が用意できなかったりします。
そうなると、またすぐ田舎に戻らざるを得なくなるかもしれません。
そうならないためにも、まずは貯金をしっかりして、ある程度自分一人でも生活できるよう、お金を用意しておきましょう
とりあえず、半年分の生活費を用意できれば安心でしょう。
地方への移住も考える
地方都市への移住も考えてみましょう。
田舎は嫌だけど、いきなり東京に行くのは怖い…という人は少なくありません。
田舎の人がいきなり人が多すぎる場所にいくと、逆に不便でストレスを感じることもあります。
そういった人は、まずは地方都市を探してみましょう。
地方都市なら東京ほど人も多くなく、田舎ほど不便でわずらわしさもありません。
地方都市と聞くと、仙台や大阪、福岡といった都市をイメージする人もいますが、もう少し小さな都市でも問題ないです。
各都道府県の県庁所在地でも十分それなりに生活できますし、場所によっては人口5万人くらいの街でも十分すぎるくらい発展しています。
地方であれば、家賃も安く、それなりに便利な街で、生活はかなりしやすいので、私はおすすめしています。
転職先を探す
転職先を探してみましょう。
すでに田舎で仕事をしている人は、今の仕事以外にも目を向けてみて、仕事探しをしてみることをおすすめします。
田舎では、仕事は限られていますが、田舎を出ると、たくさんの仕事があります。
今している仕事があまり好きじゃない人は、積極的に色々な仕事を探してみましょう。
別の仕事を知ることで、天職に巡り合えるかもしれませんし、仕事が楽しくなり、人生明るくなることもあるでしょう。
もし田舎でしている仕事自体は嫌いじゃないけど、田舎から出たいという人は、その仕事を別の地域で探してみてください。
田舎よりも収入があがり、今よりも生活が楽になるかもしれません。
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スキルアップする
スキルアップをしてみることもおすすめです。
田舎ではできた仕事も、都会や地方ではできない可能性があり、仕事が見つからない可能性もあります。
田舎では仕事の効率化が進んでいないことも珍しくなく、惰性で仕事を続けている会社も多いです。
ただ、世の中は急激に発展していっており、新たな知識やスキルを身につけていかないと、おいて行かれてしまします。
別の場所で働くためにも、知識やスキルを身につけておくことは必須です。
資格を取ったり、本を読んだり、オンラインスクールで学んだりと、田舎でもできるスキルアップはあります。
周りの人はスキルアップなんてしてないかもしれませんが、惑わされることなく、自信を持って堂々とスキルアップにチェレンジしてみてください。
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最後は思い切りで出ていく
具体的な対処法を書いてきましたが、最後は思い切りで出ていくことが大切です。
いきなり精神的な面になりましたが、やはり最後は思い切りです。
今まで田舎に住んできた人は、田舎への思い入れはそれなりにあるでしょう。
- ご近所との付き合い
- 仲がいい友人や職場の同僚
- 不便でも思い入れがあるスーパー
田舎は田舎の良さがあることも知っているでしょう。
しかし、それでも田舎を出たいと思っているのなら、出ていきましょう。
おそらく、出たいと思ったのに出なかったら、きっと将来後悔します。
一度出てみて、合わなかったら別の場所で住んでもいいし、また戻ってきてもいいんです。
未練はあるかもしれませんが、踏ん切りをつけて思い切って出ていく決心を持ちましょう。
一度出た経験は、きっとあなたにとっていい結果をもたらしてくれますよ。
まとめ
今回は田舎が死ぬほど嫌いで出たい人へ、向いていない人の特徴と対処法について紹介しました。
田舎は田舎ならではの良さがあり、良くない点もあります。
田舎に向いている人もいれば、向いていない人もいます。
もし、今回の記事を読んで、
「自分は向いていない人間だ」
と感じたなら、一度田舎を出てみましょう。
田舎が嫌で無理に生活する必要はないし、それが原因で人生楽しめなくなるのは損でしかありません。
田舎を出たいと思った人へ、この記事が届いて、考えるきっかけになればうれしいです。