SNSの世界は、友人との気軽なやり取りから、趣味の仲間との交流、情報収集まで、多岐にわたるコミュニケーションの場を提供してくれますよね?
でも、中には「どうしても敬語を使ってしまう…」と感じている方もいるのではないでしょうか?
私もその一人でした。
キーボードを叩く指先は、まるで誰か目上の方にメッセージを送るかのように、丁寧な言葉を選んでしまいます。
「~ます」「~です」といった調子でコメントを送ったり、リプライを送ったり。
もちろん、丁寧な言葉遣いは美徳ですが、SNSの持つフラットでオープンな雰囲気に、少しばかりの違和感を覚えていました。
そんな私のSNSでどうしても敬語を使ってしまうことについて、ブログ記事にしてみたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜSNSで敬語を使ってしまうのか?

改めて考えると、SNSで敬語を使ってしまう背景には、いくつかの理由が考えられます。
オンラインコミュニケーションの距離感
直接顔を合わせないコミュニケーションは、相手との距離感を測りかねることがあります。
「失礼があってはいけない」という心理が働き、無意識のうちに丁寧な言葉を選んでしまうと言うことに繋がってしまいます。
過去の経験や習慣
生時代の部活動やアルバイト、社会人になってからの仕事上のやり取りなど、これまでの経験で培われた敬語を使う習慣が、SNSの場でも自然と出てしまうことがあります。
学生時代から上下関係はちゃんとしてきましたし、社会人になっても上司や先輩にはちゃんと敬語を使ってしまいます。
そんな人間性が、どうしてもSNSでも出てしまうのかもしれないです。
相手への配慮
特に初対面の方や、少しでも立場が違うと感じる相手に対しては、相手への敬意を示すために敬語を選びがちです。
特に人見知りな性格の私は、どうしてもいきなりタメ口で話すのは勇気が必要で、タメ口で話そうと思っても敬語になってしまう自分がいます。
SNSの多様なコミュニティ
同じSNSの中でも、フォーマルな情報交換を目的としたグループや、ビジネス関連の繋がりなど、場によっては敬語が適切な場合もあります。
そうしたコミュニティでの習慣が、他の場面にも影響している可能性もあります。
敬語をやめて、もっとフランクに楽しむには?

敬語を使うこと自体は悪いことではありません。
しかし、もしあなたが「もっと気軽にSNSを楽しみたい」「フランクなコミュニケーションに挑戦したい」と感じているなら、少しずつ意識を変えていくことが大切です。
1. 意識的に「タメ語」を使ってみる
まずは、親しい友人とのやり取りから、意識的にタメ語を使ってみましょう。
「~だよ」「~だね」といった、少しくだけた表現を取り入れてみるのです。
最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れてくると自然に使えるようになります。
2. 相手の言葉遣いを観察する
積極的にフランクな言葉で話しかけてくる相手には、思い切って同じようにタメ語で返してみましょう。
相手の言葉遣いに合わせることで、自然な流れで打ち解けやすくなります。
3.絵文字やスタンプを活用する
言葉だけでなく、絵文字やスタンプは、文章のトーンを和らげ、親近感を伝える効果があります。
少し硬い文章になってしまったと感じたら、積極的に取り入れてみましょう。
4.「!」や「?」をもっと気軽に使う
普段のメッセージでは控えがちな感嘆符や疑問符も、SNSではもっと気軽に活用してみましょう。
ただし、連発しすぎると逆効果になることもあるので、ほどほどに。
5.完璧な文章でなくてもOK
SNSは、必ずしも完璧な文章である必要はありません。
多少の誤字脱字や、くだけた表現も許容されることが多いです。「完璧に書こう」という意識を手放し、もっとラフな気持ちで投稿してみましょう。
大切なのは「心地よさ」
SNSでのコミュニケーションにおいて、最も大切なのは「自分が心地よくいられること」です。
無理にフランクな言葉遣いをすることにストレスを感じるなら、必ずしも変える必要はありません。
ただ、もしあなたが「もっと気軽にSNSを楽しみたい」と感じているなら、今回ご紹介したヒントを参考に、少しずつ新しいコミュニケーションのスタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか。
きっと、これまでとは違う、より楽しいSNSの世界が広がっていくはずです。