「人の悪口を聞かされるとしんどい…」
こんな悩みを持っている方、いると思います。
おそらく私のような内向的な性格の人やHSP気質の人は、友達や仲のいい人の悪口でなくても、ただ聞かされるだけでしんどいと感じる人は多いはずです。
今回は、なぜ人の悪口を聞かされるとしんどいのか、その理由と悪口を聞きたくない人へ対処法を紹介していきます。
今回の記事はこんな人におすすめです。
- 職場で悪口ばかり言う人が近くにいてしんどい…
- 同僚と話す時に人の悪口を聞かされて、聞くに堪えない…
- もう悪口ばかり聞かされる毎日は嫌!
人の悪口を聞かされてしんどい思いをしている人へ、解決できるヒントが見つかると嬉しいです。
人の悪口を聞かされるとしんどい理由
でははじめに人の悪口を聞かされるとしんどい理由を紹介します。
人の悪口を聞かされて悩んでいる人は、まず理由がわからないことには対処も難しくなります。
なぜしんどいのか、理解したうえで、対処法を理解するためにも、理由を押さえておきましょう。
自分が言われてる気がする
まずは自分が言われてる気がすることです。
内向的な性格の人やHSP気質の人は、人から言われることを受け止め、いろいろな角度で考えてしまいます。
決して自分に言われている悪口でなくても、受け止めてしまうのが内向的な人です。
感受性が豊かな内向型は、他人に言われていることも受け止めてしまって、それが心に大きなストレスを抱えます。
勝手な脳内変換で、
○○さんが仕事できない → 自分が仕事できない
と変換され、直接的には言われてないが、実は遠回しに言われていると受け止めてしまうこともあります。
人の悪口を聞くたびに、自分のことのように受け止めてしまうので、悪口を聞くのがしんどいと感じるのが、内向型、HSP気質の人の特徴です。
反応に困る
次は反応に困ることです。
皆さんは他人の悪口を聞かされた時、どういったリアクションを取っていますか?
- 「わかるー」と共感する
- 「自分もあの人嫌いなんだよね…」と便乗する
- 「自分はそう思わないよ」と反論する
- 「そうですね~」と相槌を打つ
いろいろなリアクションがありますが、正直どう反応すれば困りますよね?
自分はそう思っていないのに、共感や便乗するとその人を傷つけることになるかもしれない。
反論するとその人と険悪になるかもしれない。
相槌を打つと自分も悪く思ってると思われるかもしれない。
どの選択肢を取ろうにも、判断に悩んで疲弊したり、後で
「あんなこと言わなければよかった…」
と後悔することもあります。
正直悪口の話題に関わると、どう反応してもいい方向には進まないように思いますよね。
反応に困るので、悪口を聞かされるとしんどいという気持ちが生まれることになります。
陰で自分も言われてるんじゃないかと不安になる
実は陰で自分も言われているのではないかと不安になることも、悪口を聞かされるとしんどい理由です。
人の悪口を聞かされると、つい考えすぎてこう思ってしまいます。
「この人、裏では自分の悪口言ってるんじゃ…」
この考えを持つと、余計なストレスを感じることになりますし、かなりしんどい思いをします。
ただ、この考えは間違いではないでしょう。
きっと悪口を言う人は、あなたには別の人の悪口を言っていますが、別の場所ではあなたの悪口を言っている可能性は大いにあります。
悪口を言う人は、とにかく誰かに悪口を言って、陥れたりバカにしたりして、自分を大きく見せたいだけだからです。
人間なので多少愚痴や悪口を言うことはありますが、それが事あるごとや毎日のように言っているのであれば、その人は注意した方がいいでしょう。
人の悪口を聞かされて自分のことも不安になることは、間違っていることではありませんが、どうしてもしんどい思いをしていまいますね。
わざわざ悪口を言うことが理解できない
次はわざわざ悪口を言うことが理解できないことです。
内向的な性格の人は、あまり自分の考えを外に出そうとしません。
それは、悪口も同じです。
- 本人には言ってなくても、回り回って本人の耳に入るかも
- 悪口を言うことで嫌われるかも
- 悪口聞かされても面白くないよな
こう思って、わざわざ悪口を言うことがありません。
それなのに、わざわざ悪口を聞かせてくる人の考えが理解できないのです。
「なんでわざわざ悪口言うんだろう…」
こう考えて、悪口聞かされて、疲れてしまって、しんどい思いをしてしまうことになってしまいます。
精神的に疲れる
最後に精神的に疲れることです。
ここまで紹介してきたように、悪口を聞かされるといろいろな角度で考えてしまい、脳内の処理が追い付かないことが多々あります。
これにより、悪口を聞かされた後にどっと疲れてしまうことがありませんか?
自分が言われてる気もするし、反応に困るし、裏での自分のことも気になるし…
こう考えると精神的に疲れてしまうのは当然です。
こうなると、もう話を聞きたくないし、しんどいと感じるのは仕方ないでしょう。
次の章から対処法を紹介していきますので、続きも読んでくださいね。
悪口を聞きたくない人へ対処法
ここまで、悪口を聞かされるとしんどい理由を紹介してきました。
ここまで読んでくれた人の中には、
「もう悪口聞かされるのは限界!なんとかしたい!」
と思っている人もいるでしょう。
ここからはもう悪口を聞きたくないという人へ対処法を紹介していきます。
ぜひできそうな対処法から取り入れてみて、悪口聞かされるストレスから離れていきましょう。
悪口の話題をスルーする
まずは悪口の話題をスルーすることです。
スルーすることで、あなたのメンタルは守られます。
どうすればいいか、具体的に例を挙げると
- 悪口の話題が出た時点でトイレに行く
- 「そうなんですか~ちょっとわからないです」ととぼける
- 「あ、ちょっと急ぎの話ですけど」と話題を変える
このスタンスとしては、
「そんな話題に興味はない」
というスタンスで行くことです。
別に便乗もしないし、共感もしない。
このスタンスを取ることで、悪口の話題が減ります。
あなたに、
「あの人に人のうわさ話しても面白くない」
こう思わせれば十分です。
悪口を言う人は大抵、話を聞いてほしいかまってちゃんです。
話題に乗っからないことで、悪口の話題からは離れることができるようになります。
悪口の話題へのスルースキルを身につけ、あなたの精神状態を守りましょう。
悪口言う人と距離を取る
次は悪口を言う人とは距離を取ることです。
悪口の話題を避けることと合わせて、悪口を言う人からは離れるといいでしょう。
悪口を言う人と付き合っても、あまりいいことはありません。
先ほど言ったように、悪口を言う人は、「自分がすごいんだ」と見てほしいかまってちゃんです。
そんな人と付き合っていても、さほどいいことはありません。
- ことあるごとに悪口を聞かされる
- 一緒に飲みに行っても噂話や悪口ばかり
- そのうち自分の悪口も別の人に言い始める
こんな人とは、早めに離れた方がいいです。
対処法としては、
- そもそも自分からその人に近づかない
- 忙しいことにする
- 話題に共感しない
こういったことをしていると、必然的に距離が生まれます。
悪口言う人とは、距離を取ってあなたのメンタルを守っていきましょう。
他人を信用しない方がいい理由について解説記事を書いています↓
他人は信用しない方がいい理由5選。不信感や生きづらいと感じている人へ。
一人になる時間を作る
一人になる時間を作ることも対処法の一つです。
どんなに自分が気を付けていても、悪口を聞かされてしまう局面は生まれてしまうことはあるでしょう。
そんな場面に遭遇した時に、悪口を聞いてしまった場合の対処法です。
悪口を聞いた後は、心がざわざわしている人も多いので、意図的に一人になる時間を作ります。
- トイレの個室に入って時間をつぶす
- 売店やコンビニに買い物に行く
- 一人で食事をする
一度人から離れて、一人の時間を作って心が落ち着くのを待ちましょう。
仕事中であってもトイレや売店なら行きやすいと思うので、何でも理由を付けて一人になってください。
内向型は、内向きの自分の感情と向き合って解決をするので、この一人の時間が大切です。
悪口聞かされた後は、一人の時間を作ることを忘れないようにしましょう。
一人時間にノイズキャンセリングイヤホンもおすすめです↓
一人で外食するのもおすすめです↓
一人で外食できない・恥ずかしい!ぼっちでも気にせずに外食できる対処法を紹介!
仕事に集中する
次は仕事に集中することです。
悪口を聞かされる局面で多いのは、やはり職場だと思います。
鬱陶しいお局様、人の悪口で陥れる同僚、噂話大好きな先輩社員…
こういった人はあなたの職場にもいるんじゃないでしょうか?
こういった人に悪口を聞かされるとたまったもんじゃありません。
そのための対処法として、とにかく仕事に集中します。
- 周囲が悪口の話題を出しても、ひたすらPC画面に集中する
- 悪口言う人に話しかけられても、「今緊急の用事あるんで!」と断る
- 悪口の話題を出されても、すぐに仕事の話題に切り替える
- いつも仕事をしていて、「忙しい人」の印象を出す
仕事に集中して、周囲に
「あの人は忙しい人」
の印象をつけられたらもうあなたの勝ちです。
「あなたのしょーもない悪口聞いている暇なんてないんです」
内心こう思って仕事に集中しましょう。
ここまで紹介した内容を見て、
「そんな浮いたことばっかりしてたら、職場で友達なんてできないんじゃない?」
こう思う人もいるかもしれませんが、特に仕事に支障を出さなければ問題ないです。
そもそも職場は友達を作る場所じゃなくて仕事をする場所なので、最低限仕事だけしてればOKです。
それに悪口言う人と友達になってもろくなことがないですからね。
それでも職場がつらいなら、次に紹介する「環境を変える」を試してみてください。
職場に友達がいらない理由↓
職場に友達がいない人ってやばいの?気にしている人の悩みを解決
環境を変える
ここまでやっても、悪口を聞かされてしんどい、職場で仲間外れにされたという人は、環境を変えることをおすすめします。
どんなにあなたががんばっても、周囲を変えることはできないし、自分でできることには限界があります。
そんな時は思い切って環境を変えましょう。
環境を変えるなんて怖いという人も、悪口をずっと聞かされる方がずっと辛い思いをすることなります。
悪口聞かされる環境で、今後もずっと仕事したいですか?
きっとそうではないと思うので、環境を変える方法を考えていきましょう。
対処法としては、
- 部署異動する
- 転職する
これらで、環境を変えていきましょう。
いきなり転職は怖いと思うので、私としてはまず部署異動から願い出てみることをおすすめします。
部署異動であれば、給料や待遇が変化しずらく、転職よりも気楽に仕事や周囲の環境を変えることができるのでおすすめです。
部署異動しても変わらないようであれば、それは企業の体質の問題の可能性が高いので、早めに転職活動して、自分に合う会社を探しましょう。
転職活動したいなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントなら、無料でキャリアの棚卸~転職サポートまでしてくれます。
リクルートエージェントなら、日本最大級の転職エージェントのため、求人情報が多数掲載されており、自分が望む求人が見つかるかもしれません。
無料なので、登録だけして仕事を探してみるだけでもやってみるといいですよ。
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まとめ
今回は、職場で人の悪口を聞きたくないのに聞かされてしんどい人へ、その理由と対処法を紹介してきました。
内向的な性格の人は、どうしても悪口を聞かされる側になってしまうことが多くなります。
人の悪口なんて聞いていても楽しくないし、しんどい思いをするだけなので、できるだけ早く対処するに越したことはありません。
今回の記事で、少しでも解決のヒントになれば嬉しく思います。
悪口聞かされてしんどい思いをしていきづらいかもしれませんが、悪口を聞かされるとしんどいあなたは優しい人です。
世の中には、悪口聞かされてもなんとも思わないような人もたくさんいます。
あなたの感受性は、きっと誰かの役に立ったり、助けになったりします。
それは長所になりえるので、ぜひあなたの個性を消さず、生きやすい環境に身を置いて、過ごしやすい環境で仕事するようにしましょう。
仕事で振り回されてしんどい人へおすすめ記事↓
仕事で振り回されるのに疲れた人へ。上司や同僚がしんどいと感じる人必見!
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