皆さんは、他人を信用していますか?
「人は信用しないと人間社会では生きていけない」
「他人のことなんて信用できない」
いろいろな考えを持っている人がいると思います。
ただ私は、他人は信用しない方が、人生生きやすいと思っています。
内向的な人は、特に意識した方がいいと私は思っています。
今回は、なぜ他人を信用しない方がいいのか、その理由と信用しない生き方について、解説していきます。
今回の記事はこんな人におすすめです。
- 他人は信用した方がいいの?しない方がいいの?
- 信用したけど裏切られたことがある
- 信用しない生き方をちょっと見てみたい
それでは早速見ていきましょう。
他人を信用しない方がいい理由5選

それでは早速、他人を信用しない方がいい理由を5つ紹介していきます。
なぜ信用しない方がいいのか、理由を知っておくことで、他人を信用しない生き方の理解がより深まるようになります。
ここで理由について目を通しておいてください。
他人は何を考えているかわからない
大きな理由として、他人は何を考えているかわかりません。
当然ですが、自分以外の人間の心が完全にわかるという人は、まずいません。
相手の心がわからない状態で信用してしまうと非常に危険です。
- 相手は自分をだまそうとしているかもしれない
- 利用しようとしているかもしれない
- 実は裏で悪口をいわれているかもしれない
- 内心バカにしているかもしれない
こういったように、本心で何を考えているかはわかりません。
こちらが相手を信用して近づいても、相手から悪いようにされることだってあります。
相手の本心がわからず、相手に振り回されてしまって疲弊するくらいなら、最初から信用しない方が生きやすい人生になります。
人間関係が面倒くさい

人を信用することで、人間関係が面倒くさいことになる可能性があります。
人間関係が苦手な人には特に面倒くさいと感じることが多いでしょう。
私の場合でいくと、
- 人に頼んでいた仕事がいつ終わるか気になるが、催促もしづらい
- 人にやってもらった仕事を信用して進めたら、不備があった
- 小さい金額のお金を貸したが、戻ってこずにモヤっとした
こんな感じで、人を信用した結果、自分にとって損となったことがあります。
こういった時に、その人に確認したりすると、嫌な顔をされたりすることもあります。
信用して任せた結果、人間関係が面倒くさくなると嫌な気持ちになるため、人を信用しない方がいいと考えています。
他人に甘えてしまう
次は他人に甘えてしまうことです。
人を信用することに慣れてしまうと、他人に甘えてしまい、自分ではなにもできなくなる可能性があります。
生きていくうえで、人と協力することも大切ですが、結局最後に決断し、動くのは自分です。
世の中には何でもかんでも人と協力してやろうとする人がいますが、それだと他人に甘えている状態になってしまいます。
まずは自分でやってみて、困ったら人に頼る。
このスタンスで行けば、他人がもし間違ったことをしていても、自分も少しやってるので気づく可能性が高くなります。
他人に依存しないためにも、人を信用する生き方はおすすめしていません。
結局は自己責任になる

他人を信用しても、結局は自己責任になります。
自分の人生、自分の決断、自分の行動は突き詰めていくと自分の責任となります。
- 親がいい大学に行けば人生楽と言っていたが、そんなことない
- 有名なインフルエンサーがこの投資商品をおすすめしていたが、結局損した
- 友達がこのガジェットおすすめしてたけど、自分には合わなかった
こういったことが一例にあがります。
これらのことも、周囲の人がアドバイスやいい情報をくれてたとして、損をしても、決断をしたのは自分になります。
誰のせいにすることもできないし、だれも責任を取ってくれません。
これをわかっていると、他人を信用しない方がいいと言えるでしょう。
自分が成長できる
人を信用しないことで、自分が成長できるようになる機会が増えます。
ここまで見てきたように、人生は自己責任で、人を信用して悪いことが起こってもだれも責任を取ってくれません。
そのため、人を信用しないことで自分の成長に繋がります。
- 人の流してる情報も、自分でしっかり調べてから決める
- もしかしたらこの人もミスしているかもしれないと意識する
- 困っても自分で何とかする
こういったことをすることで、慎重に情報を集め、人を妄信せず、自分で勉強する力が身に付きます。
この成長が、きっと今後生きていくうえでも必要なことに感じるし、リスクも最小限に抑えることができるようになります。
他人を信用しない生き方について

ここまで他人を信用しない方がいい理由を見てきました。
ここからは、どうやったら他人を信用しない生き方ができるのか、紹介していきます。
今まで他人を信用して生きてきた人からすると、すぐに考え方を変えるのは難しいですが、徐々に意識していくようにするといいでしょう。
できそうなものから取り入れてみてくださいね。
原因自分論で生きる
原因自分論で生きるようにしましょう。
この原因自分論の考え方がないと、どうしても他人を信用してしまい、自分に害があった時も、他責思考に陥ってしまいます。
他人が言ったことを信用して、自分が行動に移したのなら、それは他人を見る目がなかったか、自分の勉強不足です。
結局は自分の責任になります。
仮に他人を責めても、責任を取ってくれるわけでもありません。
人を責めたくなる気持ちもわかりますが、まずは自分でもできることから始めましょう。
- 人の言うことを妄信せず、自分でも調べる
- 自分の中で腑に落ちるまで考えてみる
これだけでも、原因自分論の考え方に近づくことができます。
他責じゃなく、自己責任の考え方を持つことで、人生においてもこれまで以上に豊かさを感じる機会が増えるようになります。
ぜひ試してみてください。
原因自分論は両学長のこちらのYouTubeが分かりやすいです↓
やるべきことは自分でやる

次はやるべきことは自分でやることです。
自分でできることは自分でやり、責任を他人にすり替えないように生きていきます。
例で言うと、
自分では宿題をやらずに、人の宿題を写させてもらって間違いばかりだった。
これだと、責任を他人に求めるようになるし、自分でなぜ間違えているのかも気づくことができません。
こんなことにならないように、自分で勉強して、自分の力で宿題をする。
これでもし間違えていても、自分で間違いを気づけるし、どうすれば次から間違えないのか、対策もわかります。
下手に人を信用して一時的に楽になる生き方よりも、多少辛くてもやるべきことは自分でやる方が、将来的には後者の方が豊かになります。
やるべきことは自分でやるようにしていきましょう。
ある程度割り切る
ある程度割り切ることも大切です。
ここまで見てきたように、人を信用しない生き方は、自分主体で生きていくこととなります。
ただ、誰も信用しない生き方を推奨しているというわけではありません。
何も信用しないとなると、一万円札はただの紙切れだし、会社員として働くこともできないこととなります。
極端な話ですが、全く信用しない生き方は現代社会では不可能です。
そのため、ある程度は割り切り、ここまでは信用してもいいラインを考えておきましょう。
仮に信用を裏切られたとしても、自分でカバーできるように対策をしておけば、大丈夫です。
信用しないと言っても、ある程度の信用ラインは設けておき、割り切りをすることで、精神的にもピリピリしすぎず、落ち着いて生活ができるようになるでしょう。
誰も信用しないというわけではない

ここまで、他人を信用しない生き方を紹介してきました。
受け取る人によっては、誰も信用せずに、一人で生きていくことを推奨しているように読み取ったかもしれません。
ただ、誰も信用しないということを推奨しているわけではありません。
ある程度割り切ることの生き方でも紹介しましたが、この世界は信用で成り立っています。
- お金という資本主義社会
- 交通ルールをみんなが守るからこそ成り立つ交通
- 皆がある程度仕事をするから会社が成り立つ
- クレジットカードやQR決済も、その仕組みを信用しているからこそ成り立つ
こういったように、ある程度の信用の元、社会は成り立っています。
すべてを疑ってかかると、おそらく人生に疲れてしまうでしょう。
また、身近な友達や家族、恋人を疑ってばかりだと、生きていくのは難しくなります。
私は、信用してもいいと思える人と出会えれば、信用した結果仮に自分が損したとしても、それは仕方ないと思っています。
信用できる人は少数ですが、その少数の人とは信頼関係を築き、お互い楽しく、信頼しあって生きていければ人生豊かになります。
人を見る目を鍛える必要はありますが、自分が信用できるという人も探してみてくださいね。
信用しない生き方を紹介したものの、誰も信用しないと考えるのではなく、自分の中で丁度いい信用しない生き方を探してみてほしいです。
まとめ

今回は、他人を信用しない方がいい理由と、信用しない生き方を紹介しました。
他人を信用しすぎると、デメリットも多く、自分のためにもならないことが多いです。
そのため、信用はある程度のラインにとどめておいて、自分で生きていく力を身につけていくことをおすすめしています。
ぜひ、自分に合った丁度いいラインを見つけてください。
日々他人に不信感や、生きづらさに悩んでいる人が、解消されるきっかけになると嬉しいです。